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沖縄の歴史と旅 Phpエル新書

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569620428
ISBN 10 : 4569620426
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
April/2002
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
陳舜臣 ,  

Content Description

海の道を縦横に行き来して、中国、朝鮮、日本、さらには遠く東南アジアとも盛んに交流し、独自の文化を花開かせた琉球王国。南海に弧をなす沖縄の島々を旅して、沖縄の歴史と将来を語った待望の歴史紀行。

【著者紹介】
陳舜臣 : 1924年神戸市生まれ。大阪外国語大学印度語科卒業。61年『枯草の根』で第7回江戸川乱歩賞を受賞して作家デビュー。67年、三千余枚の長篇(3部作)『阿片戦争』を書き下ろし、中国歴史小説の豊かな結実と称讃される。69年、『青玉獅子香炉』で第60回直木賞を受賞し、作家としての地位を不動のものとする。今日まで40年にわたり精力的に執筆活動を続け、次々と名作を著わし文壇の各賞を受賞する。歴史文学を通じ日本文化に大きな貢献をしてきた。現在、日本芸術院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 愛奈 穂佳(あいだ ほのか)

    【ココロの琴線に触れたコトバ】石敢当にしても、ヒンプンにしても、シーサーにしても、沖縄には様々な民間信仰が生きている。(略)自然には人間の力を遥かに超えるものがある。それを忘れてはいけない。それを忘れない心が沖縄にはある。「祈ること」は沖縄の人々にとっては日常なのだ。

  • ヨシモト@更新の度にナイスつけるの止めてね

    陳瞬臣が沖縄本?と思ったが、『琉球の風』を書いたのは彼だったのね。旅に向かう道すがら概説書として読み、特に首里をウロウロするにあたって大変役に立った。いい面を強調した甘い記述が多かったようにも思うが、台湾にルーツを持つ著者が、彼の地に好意的であるのはよくわかる。

  • 鴨の入れ首

    2002年刊。図書館本です。陳さんは1993年上半期の大河ドラマ「琉球の風」の原作を書いておられました。沖縄の歴史と風土を解説した本で、日本内地とは異なる独自の歴史と文化を持った沖縄の風土を分かりやすく概説した本でした。文章も平易で読みやすく、沖縄史入門書としては十分有用ではないでしょうか。大変興味深く読みました。

  • しんすけ

    台湾を国籍とする陳舜臣が書いた沖縄のガイドブック。地図で見ても沖縄は鹿児島市より台北市に近い。今でも沖縄の人が海外に行く場合は台北空港を利用する。陳舜臣は生前、沖縄を第二の故郷と言っていた。沖縄のガイドブックを書く適任者の一人だったと云える。どちらかといえば軽く書き流された本だ。歴史も概要が書かれているだけで、廃藩置県(琉球処分)以降の記述は無い。明治から現代までの流れを期待していると肩透かしを食らった感がする。それでも読めば、沖縄が日本内地とは異なった風土と文化を育んだ地域であることは理解できる。

  • かみい

    図書館で借りて読んだけど、これは購入に値する。

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