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最後の御大将平重衡 義経が最も恐れた男 Php文庫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569663203
ISBN 10 : 4569663206
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
January/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

強大な権勢をふるいながら、やがて急坂を転落するように滅んでいく平家一門。その運命の奔流のなかで、戦場で源氏を苦しめ、鮮やかな武者ぶりを示す青年武将があった。“最後の御大将”と呼ばれた清盛五男・平重衡である。父清盛の独裁政治に疑問を抱き、その没後は棟梁宗盛の狭量に悩みながら、自らはつねに最前線で戦い続けた男―。その真実の姿に迫る力作長編小説。

【著者紹介】
中津文彦 : 1941年、岩手県一関市生まれ。学習院大学卒。1982年、『黄金流砂』にて第28回江戸川乱歩賞受賞。歴史を題材としたミステリー、社会派推理分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ティーチピー

    平家物語スピンオフとして読みました。平秀衡と平知盛の男前ぶりに、平家サイドの話も面白く読めた。 義経記との繋がりもいいですねー。ちょうどギケイキ2を読み終わったところだったので最後の部分はドンピシャでした。絶版でしたが探して読んだ甲斐がありました。

  • BIN

    源平合戦を平家側から見た作品。平清盛の五男で知勇兼備を備えた人物である平重衡。何気に東大寺大仏を焼いた人物でもある。戦のところではちょっと不満があるが、重衡の戦略や恋愛模様は良いし、これだけの人物が倶利伽羅峠の戦い等に出陣しなかった理由も説得力が有る。源義経、頼朝や工藤祐経との対面や恋人との逢瀬そして正々堂々と死へと向かう姿は素晴らしい。最後の両恋人及び木工知時に宛てた文の内容が知りたい。源平ものとしては一読の価値あり。

  • あっき

    文章が簡潔でとても読みやすかったです。後白河も頼盛も平家の為に何かしてくれそうなイメージがないから、二人を妙に信頼して和議推ししてる重衡にあまり入れ込めず。しかも知盛が止めたにもかかわらず和議の為に自分から生け捕りになるとかリスキーすぎてビックリ。重衡を主役らしくするために色々仕方ないのかもですが。豊明ノ節会と南都攻め前の清盛とのやりとりはすごく好きです。南都攻めに関しては終始潔い態度で好感持てました。

  • hari

    数年ぶりに再読。平清盛の末っ子の重衡の目を通して進んでいく平家の繁栄〜衰退まで。度重なる戦、それぞれの立場ゆえの発言力の差、恋愛。しっかりしたストーリーになっているので歴史が苦手でも楽しく読めます。義経との戦いというと教経のエピソードが有名ですが、こちらもいい関係性だったのだなと気付かされました。読んでから関西を巡ると色々なものが残っているのが分かり、とてもワクワクしました。

  • kaolu

    源平の争乱については断片的な話と人物相関がわかっている程度だけど、読みやすい文体で、時々古典も引用し解説も入るので理解しやすかった。重衡の人物像が魅力ある。登場時にいきなりシスコン属性発動してたのにはおどろいたw 都落ち以降の平家一門の心中を思うと胸が苦しくなり、重衡の最期も印象的でなんとも言えない気持ちになる。重衡には正妻もいて壇ノ浦の戦いで落ち延びてもいるのに、その存在が一切消えているのは疑問にも感じつつ、でもドラマ性に引き込まれて一気に読み終えました。だいぶ平家びいきに傾きつつある…。

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