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昭和の日本のすまい 西山夘三写真アーカイブズから

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784422501185
ISBN 10 : 4422501186
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

昭和日本の建築・住宅学者、西山夘三の残した膨大な写真・図版を公開する歴史的資料集。「戦前」「戦後の絶対的住宅難」「復興・近代化」「高度成長の光と陰」で構成。付録に「時代を映す画像集」。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kinkin

    主に昭和20年から30年にかけての、日本の家屋、町並み、団地などをとらえた写真集。著者の緻密なイラストも魅力。特に、長崎の軍艦島や、ドヤ街 炭鉱住宅など貴重な写真も多数。現代よりずっと貧しく非衛生的だったかもしれない。しかし今の高層マンション群よりも生活感が滲み出ていると感じた。お薦めです。

  • ひつまぶし

    これはすごい。昭和10年代から50年代、戦前、戦中、戦後を横断して、住宅の写真を中心に時代の変化を感じ取れる。これを全部一人で撮りためていたというのだからたいしたものだ。戦後のバラックや元は軍の倉庫に住んでいたり、廃車になった電車でもバスでも何でも住居にしている。炭鉱住宅や番屋、飯場、開拓村なども写真に収められている。この本を一冊手元に置いておけばいろいろ役に立ちそう。建物だけでなくいろいろ映り込んでいる。こんなに徹底して記録していた人だとは知らなかった。西山夘三写真アーカイブズというのもあるらしい。

  • luckyair

    豊富な写真と間取り図、簡単な解説で当時の様子が想像できて面白かった。今では見られない戦後のバラックや市電転用住宅、炭鉱住宅、有名な軍艦島の賑わい、そしてそれらが建てられた背景なども含めて斬新だった。徐々に時代が移り変わって今のようなマンションになっていったのだと、一つ一つビジュアルで経過を辿りながら確認していけることはこの写真集の醍醐味。写真は風景だけでなく人が写っているものも多いので、現代との違いを楽しむこともできる。★★★☆

  • emerkita

    家(店)の中の、通り抜けになっている部分を「ニワ」と呼んでいたことを、久しぶりに思い出した。学問的な目的で描かれたはずのイラストの肌合いが、何ともいい感じ。

  • nanana

    建築家が建てた家や歴史的価値のある邸宅ではなく、庶民の暮らしを深く追及しているという点が重要。しかもこの本は貴重なビジュアルイメージが豊富である。

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