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戦争のグラフィズム 『front』を創った人々 平凡社ライブラリー

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582763492
ISBN 10 : 4582763499
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2000
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

第2次大戦中、対外宣伝誌「FRONT」はいかにして造られ、どのような人々が集まっていったかを初めて解明する。その構成の斬新さを語る。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 馬咲

    本書の主役である東方社は、陸軍参謀本部の傘下で戦前から戦時にかけて対外向け国策宣伝を担った機関。「報道写真」の積極的導入など、日本における本格的グラフィック出版の先駆者であり、現代に通じる宣伝広告技術のパイオニアと言える。著者もメンバーの一人だった。主要メンバーは今ならグラフィック・デザイナーと呼ばれるような分野のエリート達だったが、彼らは戦時統制経済とその他検閲の影響で一般の商業宣伝の仕事は失っており、国策宣伝への参加以外で培ったその手腕を発揮することは困難な状況だったことには留意すべきだろう。

  • えだまめ

    流し読み。近代戦争史好きには、戦争プロパガンダとしてのグラフィックって妙に惹かれるところがある。大東亜戦争の理想とその戦意高揚の一端は民間の会社が担っていたのか。 FRONT復刻版を見てみたいのだが、すごい値段。

  • つれづれ

    デザイン史としても、戦時中の若者の生活の記録としても、興味深く読める良書だった。木村伊兵衛、原弘の格好良さ。ほか岡正雄、中島健蔵ら、古書でいつも出会う人々が生きている姿が描かれ、人間としての肌触りを感じながら、残された作品に触れられるようになったように思う。関連書をもっと読みたい。

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