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小川三知の世界 日本のステンドグラス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784826901451
ISBN 10 : 4826901453
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アメリカ系ステンドグラス技法を日本に伝えた、日本初のステンドグラス作家・小川三知。日本のステンドグラス史を解説するとともに、洋館を日本の色と光で染めた彼の主要作品と建築物をカラーで紹介。

【著者紹介】
増田彰久 : 1939年生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。大成建設を定年で退職後、増田彰久写真事務所を主宰。第33回日本写真協会年度賞、第9回伊奈信男賞、2006年度日本建築学会文化賞などを受賞

田辺千代 : 1942年福島県生まれ。5歳のとき横浜に移り住む。日本海事新聞横浜支局勤務。神奈川新聞「ぽぷり欄」リポーター時代にステインドグラスに興味をもち独自に調べ始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 依空

    『日本のステンドグラス』シリーズ1作目は、日本のステンドグラス作家の草分けとなった小川三知の作品集。何て素敵なものばかりなんでしょう。絶妙な色彩、繊細なデザインに高度な技術と、小川三知のステンドグラスはもはや芸術作品です。これまで日本のステンドグラスは、その作者も工房名も建築と美術装飾の狭間に埋もれてほとんど忘れ去られてきたとのこと。しかも、これだけ素晴らしい作品を数多く作り、全国の公共建築や邸宅、貨客船などに納められたのに、関東大震災や戦災によって現存している作品は少ないそうで、大変残念でなりません。

  • 糸車

    この本、欲しい。もう何年(そろそろ10年?)もそう思っていて、amazonのほしい物リストに入れてある。お高いのよ…。図書館で何度も借り出し、ため息をついて返却する、ということを繰り返している。青森県の宮越邸(個人のお宅にステンドグラス?)、京都の有名な旅館のお風呂にあるという大原女(!)、あああ、実物を一度でも見てみたい。

  • Shoko

    図書館本。ステンドグラスはもともと好きなのだけれど、小川三知という方も、日本の絵柄とステンドグラスがこんなにピタリと合って素敵なものだということも全く知らなかった。大好きな雰囲気、美しくて鳥肌が立つくらいに感動した。とくに宮越家住宅涼み座敷の紫陽花、欅、辛夷のステンドグラスがその向こうに広がる庭と相まって、本当に素敵でした。四季の移ろいとともに変化する様子も見てみたい。娘さんの生誕のお祝いに作られたという枇杷模様のステンドグラスランプ傘も、温かみがあって、すごく素敵。読むうちに何度も感嘆のため息がもれた。

  • にがうり

    捨てられずにいたテレビデオのコンセントを入れたら動いたので、同じく持て余していたVHSを突っ込んだら、2004年放送「美の巨人たち」小川三知・宮越邸のステンドグラスの回が録画されていた。そうだ、日本の洋館のステンドグラスに憧れていた時期があったなあ。改めてその美しさに魅せられて本書を購入。写真が惚れ惚れするほど美しい。花鳥風月のモチーフは、西洋の物まねではない日本の芸術として確立している。障子の文化とステンドグラスは相性がいいという解説も納得。それにしてもみなさん、VHSってどうしているのだろう?

  • ykshzk(虎猫図案房)

    TVで小川三知氏のことを知った。なんて素敵なのだろう。こんな余白が美しいステンドグラスを見たのは初めて。海外由来の技術を日本人が習得し作品にする過程で、日本の文化や心が良い形で混入して出来たものだと感じる。ガラス障子という海外にはない日本の建具も、三知氏のステンドグラスの魅力を引き出す背景の一つだろうか。日本人の自然観が静かに伝わってくる作品ばかりで、自然光や背景の風景とともに現物が見たい作品が山ほど。

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