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大菩薩峠 18 ちくま文庫

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480032386
ISBN 10 : 448003238X
Format
Books
Publisher
Release Date
August/1996
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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by 小宮山隆央 映画にもなっています。...

投稿日:2010/04/08 (木)

by 小宮山隆央 映画にもなっています。 大菩薩峠 (1960年 / 日本 ) 監督: 市川雷蔵 三隅研次 出演: 市川雷蔵 本郷功次郎 中村玉緒 山本富士子 『大菩薩峠』は、中里介山作の約30年にもわたり書かれている長編時代小説。 1913年〜1941年に都新聞・毎日新聞・読売新聞などに連載された41巻にのぼる未完の一大長編。 幕末を舞台にし、虚無にとりつかれた殺人・辻斬りを血に餓える剣豪・机竜之助を主人公とし、甲州大菩薩峠を生家とし、武道の試合で対戦者を撲殺してしまうことに始まる剣士の刀の血の錆びに翻弄され、 机竜之介が、旅の遍歴と周囲の人々の様々な生き様を描く。 連載は約30年にもなる長編時代小説、作者の死とともに未完に終わった。 弁信、与八、宇治山田の米友、お銀様、お君、犬のムク、がんりきの百蔵、裏宿の七兵衛とサブキャラクターが存在感があります。 このサブキャラクターでも各1冊分の主人公です。 弁信、与八だけでも読書して得られるものを持っています。 小宮山隆央

小宮山隆央 さん | 神奈川県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こうすけ

    急に農民についての記述が頻出する18巻。兵馬と福松、そして霊魂たちの道行きが魅力的。大和魂をめぐる考察、帝国芸術院への揶揄など、執筆時の日中戦争下を反映した内容が目立つ。「南方熊楠から大菩薩峠の感想のお手紙をもらいました」という突拍子もない展開も。「人生、鐚となって生きるか?神尾となって死ぬるか?それだけの問題だよ」と、ハムレットのような台詞が出てきて驚き。介山はシェイクスピア読んでたのだろうか。お雪ちゃんと竜之助の舟上でのやり取りは素晴らしい。しかしお雪ちゃん大丈夫か…。いよいよラストスパート。

  • きょちょ

    「恐山の巻」「農奴の巻」。お雪、龍之助に惚れていたのは良いけれど、あなたも「思い込んだら命がけ」のタイプだったか・・・。ちょっと幻滅・・・。龍之助に惚れた女性の中での一番は、甲府のお徳。旦那に先立たれ女手一つで一人子を育てる、そういった環境からではなくおそらく生まれ持った性格だろう。控えめで奥ゆかしく、献身的で、龍之助が去ると黙って涙する・・・良いなあ。 理想の王国を造ろうとしているお銀様が憤る。なんで憤るか、「生きている人間は皆度し難い」と思ってしまうから。この事業はこれからどうなるのか。 ★★★★

  • ソングライン

    胆吹山麓に王国を造ろうとするお銀様のもとに集まる米友、竜之助、お雪、弁信そして道庵。一揆の一味として捕らえられる米友は助けられ弁信のこもる琵琶湖の孤島に匿われます。竜之助とともに琵琶湖に小舟で漕ぎだしたお雪は殺してくれと竜之助に迫ります。一方、仙台藩の家宝を盗み、みちのくを逃げる七兵衛は追手と対決します。いよいよ残り2巻です。

  • ジュール

    場所的にはさほど動きがない。お銀様、お角、米友、道庵あたりは琵琶湖のそばで。神尾主善は農民を切り殺し、逃げる。駒井達は相変わらず奥羽地方に。七兵衛が仏の兵助と再対決する場面は見もの。 でもだいぶ終盤のはずだが、どう収束するのか?

  • Auristela

    言論の自由、言論の自由と、人は母の乳でも欲しがるように叫びますけれど、言論が自由になればなるほど、人間の自由は奪われる、実に、皮肉な、悲哀な、人間世界の一面です。

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