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大菩薩峠 10 ちくま文庫

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480032300
ISBN 10 : 4480032304
Format
Books
Publisher
Release Date
April/1996
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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by 小宮山隆央 映画にもなっています。...

投稿日:2010/04/08 (木)

by 小宮山隆央 映画にもなっています。 大菩薩峠 (1960年 / 日本 ) 監督: 市川雷蔵 三隅研次 出演: 市川雷蔵 本郷功次郎 中村玉緒 山本富士子 『大菩薩峠』は、中里介山作の約30年にもわたり書かれている長編時代小説。 1913年〜1941年に都新聞・毎日新聞・読売新聞などに連載された41巻にのぼる未完の一大長編。 幕末を舞台にし、虚無にとりつかれた殺人・辻斬りを血に餓える剣豪・机竜之助を主人公とし、甲州大菩薩峠を生家とし、武道の試合で対戦者を撲殺してしまうことに始まる剣士の刀の血の錆びに翻弄され、 机竜之介が、旅の遍歴と周囲の人々の様々な生き様を描く。 連載は約30年にもなる長編時代小説、作者の死とともに未完に終わった。 弁信、与八、宇治山田の米友、お銀様、お君、犬のムク、がんりきの百蔵、裏宿の七兵衛とサブキャラクターが存在感があります。 このサブキャラクターでも各1冊分の主人公です。 弁信、与八だけでも読書して得られるものを持っています。 小宮山隆央

小宮山隆央 さん | 神奈川県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こうすけ

    ますます竜之助は出てこない。マドロス氏という異国人が登場。どうなるか。民謡とか説話とか、挿話の占める割合が増加し、カオスがカオスを呼ぶ。もはや筆者が「この前、ここに書かれてる温泉地に行ったんだけど、結構良かった」的な、時代劇でも何でもないエッセイ的な記述も出始める。しかし、屋敷を焼き尽くす大火を間近に見つめながら、お銀様が語る「すべてを灰にする火の平等さこそ愛である」という言葉と、弁信の「ものを育み育てることが愛である」という、愛についてのやりとりは映像的でもあり大菩薩峠屈指の名場面である。

  • きょちょ

    「みちりやの巻」と「めいろの巻」。前巻同様中だるみかなぁと最初は思ったけれど、そうではなかった。悪党の一人神尾主膳、早く天罰が下ればよいのにと思っていたが、少し人間が変わっていく。忍者のような七兵衛と息子与八の再会。七兵衛は与八を幼子の時捨てている。七兵衛は与八を息子と気付くが、与八は七兵衛を父親と気付かない中での、七兵衛の与八への言葉は実に哀しい。お銀様は裕福な実家へ戻っても幸せになれない。弁信坊主はよく喋るので鬱陶しいのだが、出てこないと寂しい。そのお銀様と弁信の会話は、お銀様に軍配を上げる。★★★★

  • ソングライン

    お勝の浅草観音への奉納絵を依頼された絵師田山白雲は洋学修行のため安房州崎の駒井甚三郎を訪ね、孤児であった与八とともに寺子屋を開いたお松、彼女を見守る盗賊七兵衛が与八を捨てた父親らしいことが明かされます。白骨で湯治する机竜之助の視力に回復の兆しが見られ、竜之助を探す宇津木兵馬は浅間温泉で芸妓とのトラブルに巻き込まれ相変わらずの優柔不断振りです。

  • ジュール

    話が分散し過ぎでついていくのに一苦労。

  • Terry Knoll

    ますます混沌とした世界へはいってきました。

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