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ISBN 10 : 4480424075
Content Description
1940年に作られ、戦前昭和史の全体主義的な気分を象徴する組織として悪名高い大政翼賛会は、近衛文麿政権の実現をめざした昭和研究会を母胎として発足した。けれども組織自体は、目指した「新体制運動」のブームの頂点で、様々な権益を追求する利益集団の集合体に堕していた。この組織に身を置き、その崩壊に至る過程を体験した著者が語る、曖昧で平凡な真実についての報告。
【著者紹介】
杉森久英 : 1912‐97年。小説家・評論家。石川県生まれ。四高に学び、東京大学国文科を卒業後、一時、中学校の教師となる。その後、中央公論社に入ったが、しばらくして退社する。大政翼賛会興亜局、日本図書館協会を経て、戦後、河出書房に入社。「文藝」編集長として第一次戦後派の登場に寄与する。1953年、短編小説「猿」が芥川賞候補になったのを機に退社し、作家活動に入る。著書として『天才と狂人の間』(直木賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ステビア
読了日:2020/11/22
1.3manen
読了日:2013/03/17
小出享一
読了日:2015/06/08
星辺気楽
読了日:2016/11/10
くらーく
読了日:2014/11/08
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