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ISBN 10 : 4043943555
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安政7年、条約批准のため遣米使節団が江戸湾を出航した。勝海舟が艦長を務める「咸臨丸」には、瀬戸内の塩飽衆・吉松たち日本人水夫が乗り組むが、悪天候に悩まされ、病気も蔓延する。アメリカ人水夫との対立、士官・中浜万次郎への反発など不穏な空気の中、果敢に太平洋横断に挑んだ彼らを思わぬ運命が待ち受けていた。書き下ろし後日譚「咸臨丸のかたりべ」を併載し、第27回歴史文学賞受賞作品が大幅改稿を経て、待望の文庫化。
【著者紹介】
植松三十里 : 1954年生まれ。静岡県出身。東京女子大学史学科卒業後、出版社勤務を経て、7年間アメリカに暮らす。2003年、「桑港にて」で第27回歴史文学賞を受賞し、以後、歴史・時代小説の書き手として注目を集める。09年『群青 日本海軍の礎を築いた男』で第28回新田次郎文学賞を、『彫残二人』で第15回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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しんごろ
読了日:2023/04/30
はらぺこ
読了日:2017/03/21
Hong Kong @新潮部2025
読了日:2023/06/22
てぃと
読了日:2025/08/05
ゆずこまめ
読了日:2011/12/20
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