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入門比較政治学 民主化の世界的潮流を解読する

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784887133563
ISBN 10 : 4887133561
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2000
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

本書は比較政治学の入門講座に特に役立つように企画されている。実利的にして現実的であり、比較政治学をいかに学ぶべきかに関する実践的な運用に主眼を置いた。比較政治学を全般にわたって解説し、そのグローバルな論題も各国ないし各地域固有の論題も指摘して、この分野がなぜ興味をそそり研究意欲をかき立てるのかを指し示している。

目次 : 第1章 比較政治学とは何か/ 第2章 比較政治学の歴史/ 第3章 政治発展/ 第4章 発展主義への異論/ 第5章 民主主義と民主化/ 第6章 共産主義体制の将来/ 第7章 発展途上諸国―なにが発展の実効をあげ、なにが実効をあげないか/ 第8章 これからの先進世界/ 第9章 比較政治学は死んでしまったか―冷戦後の時代のなかで再考する/ 第10章 結論

【著者紹介】
ハワード・J・ウィーアルダ : 米国ミシガン州グロス・ポイント生まれ。ミシガン大学を卒業後、フロリダ大学でM.A.とPh.Dを取得。現在、マサチューセッツ大学政治学教授。また同大学L・A・ホロウィッツ記念イベリア・ラテンアメリカ研究教授、ならびにワシントンにある国際戦略研究所(CSIS)上級研究員を兼任、World Affairs,Portuguese Studies,Integration,Journal of Inter−American Studiesの編集委員、在ニューヨーク「外交関係審議会」メンバー。1992年にCSISに入所する前は、ハーバード大学国際研究所訪問研究員、MIT客員教授、ジョージ・ワシントン大学客員教授、雑誌『ポリティー』編集主幹などを歴任。膨大な著書群の表題を見る限り、研究対象はラテンアメリカ、南欧、アメリカ外交政策、国際関係、開発政策、第三世界、アジア、ロシア、東欧など多方面に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヤギ郎

    教科書としても使える比較政治学の入門書。著者の興味からか、中央アメリカや南米などの記述も多い。本書は、第二次世界大戦後の国際社会について、主に民主化や民主主義の側面から地域横断的に検討している。理論や文献の紹介をし、学びの手がかりを与えてくれる。「民主主義が有利に機能する最も強力な論拠と環境は、民主主義そのものの本質的な価値に求められるだけでなく、目下のところ他に代わるべき実行可能な統治形態が見当たらないことにある」(135)。データ等は2000年前後のものである。

  • ゆたか

    比較政治学の発展史。1950年代までは国家とその中の諸制度に焦点を当て、政治アクターに着目してこなかったし、研究対象もヨーロッパに限られていた。60年代に入る頃になると、世界各地の植民地の独立に伴って、比較政治学も対象・手法を拡大し…こうして見ると、世界の動きと学問の発達が連動していることが分かる。なお、様々な理論の詳細や具体的事例を知りたければ他に当たる必要がある。

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