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ハックルベリ-・フィンの冒険 下

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003231166
ISBN 10 : 4003231163
Format
Books
Publisher
Release Date
December/1977
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ハックとジムは自由州への上陸に失敗。おまけにペテン師の王様と公爵まで背負いこんでしまった。筏の旅はなおも続く。―ヘミングウェイをして「現代アメリカ文学の源泉」とまで言わせたこの傑作を、練達の訳文に初版本の楽しい挿絵を豊富にちりばめて贈る。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 扉のこちら側

    初読。2015年1160冊め。【82-2/G1000】面白いことは面白いのだけれど、奴隷問題を扱うにあたってはこれを是とするか否とするか明確な表明がなされていない(時代的にできなかった)ために、ハックの物語にトムの活躍で決着をつけなければいけなかったのが惜しい。「ハックは奴隷を解放したいと思っていたが、それを正面からはできなかった」時代の物語。

  • ちゅんさん

    トムが出てくるまではすごく面白かった。解説に"トムが登場してからは読むのをやめた方がいいと言う人もいる"とありやっぱりねと。とはいえ『トム・ソーヤー』のような子ども向けの冒険小説ではない。奴隷制度やハック(マーク・トウェイン)の苦悩が物語に深みを与え老若男女楽しめる作品になっている。これはたしかに古典名作だ。

  • Koichiro Minematsu

    ハックの冒険はトムの冒険でもあった。良いじゃない、この冒険は!

  • 33 kouch

    後半はトム・ソーヤが現れて、物語のムードが一転する。モヤが晴れたような冒険ものに。これはこれで気持ちいい終わり方だが… シビアな現実、人間性、背徳感のモヤの中で、文字通り川下りするような…ハックの物語の方が自分的には良かった。マーク・トゥエインはハックの口から社会批判をしたのだろうか。時代背景を考えると非常に感慨深くなる作品でした。読み終えてみると、この自分の感想は、結局著者の警告を無視したものになっている。でも思ったのだから仕方ない。作品も楽しみつつ、そう感じたのだから仕方がない。

  • ちえ

    様々な人に出会うことで、ハックルベリーの考えや心の成長がある。逃亡した黒人奴隷のジムとともにいること、そして特に後半はハックの良心の呵責。川を下る筏の旅、出会う人々や事件という冒険小説の面もあるが、この時代の奴隷制度という社会問題、人間性も描かれている。最後にいきなりトムが登場するところはいただけない。◆ガーディアン必読選書1000

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