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ドイツ町から町へ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121016706
ISBN 10 : 412101670X
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2002
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
池内紀 ,  

Content Description

通りや建物、広場、民家の屋根や壁の色、窓のつくりなど、土地ごとの様式が生み出す見事な造形美…。ドイツの個性ゆたかな町をめぐり、見過ごされがちな風物や、土地に根ざした人々の息づかいを伝える紀行エッセイ。

【著者紹介】
池内紀 : 1940年(昭和15年)、兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者。主な著訳書に『海山のあいだ』(講談社エッセイ賞)、『ゲーテさんこんばんは』(桑原武夫学芸賞)、ゲーテ『ファウスト』(毎日出版文化賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    著者の池内紀氏はゲーテやカフカの翻訳、研究で名高いが、また一流の紀行作家でもあり、その方面での著書も多い。ドイツの町がそれぞれに魅力的なのは、その一つ一つに固有の歴史と文化的背景があり、それが守り続けられているからである。そして、それを支えているのが自治の精神であり、それは州単位などではなく、町や村の単位でのものなのだ。つまり、横並びでナンバーワンを目指すのではなく、それぞれが個々にオンリーワンなのだといってもいい。ただ、そうした町のいくつかに(それも結構な数だが)共通して影を落としているのがナチスだ。

  • KAZOO

    新聞の日曜版かに連載されていたものを集めたもので、観光ガイドとは異なって私は非常に楽しく読みました。北ドイツ、中ドイツ、南ドイツに分けてそこの様々な年の歴史等を含めて文学者の目から見たドイツの様子がわかります。私もかなりの街を訪れているのですが、まだいっていないところが多くいきたくなりました。

  • ちくわん

    2002年11月の本。知っていたのは18都市。公国、大公という支配が現在の都市の起源か?神聖ローマ帝国や三十年戦争が、未だわかっていないので基礎力不足。それにしても池内先生の文章は、私は好きだ。折角だからもう少しドイツのことを知ろう。できれば艶っぽい話題で。

  • tak

    大小問わずドイツ各地の様々な街について、歴史や言い伝えなどを交えて紹介する紀行文。一般的なガイドブックなどには絶対に載らないようなマニアックな街がたくさん紹介されている。Google Mapsを片手に、それぞれの街の位置と作りを確認しながらじっくりと味わえた。

  • 雲をみるひと

    ドイツの各都市がテーマのコラム集。ゲーテ関連のトピックが頻出するようにいかにも文学者という視点で書かれており、観光等の実用用途には向いていないと思われる。一方で、街歩きが楽しくなりそうな各都市に関する知識が散りばめられている点は好感が持てる。

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