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ISBN 10 : 4862851061
Content Description
神学教授の主要任務は、聖書講解と討論の主宰、ラテン語説教を行うことであり、本書はそのための草稿である。説教の主題は多岐にわたり、なかでも存在と無、生と死、善と悪などが扱われ、それらを特有の弁証法を駆使して、大胆な比喩と言葉の豊かさによって思惟の底知れぬ深みへと導くエックハルトの手腕は驚くべきものである。
目次 : 教会暦による説教((われわれの心のうちに)住む霊によって、(われわれの心のうちに)神の愛が注がれた(ロマ五・五参照)/ 平和と愛の職があなたがたとともにあるであろう(2コリ一三・一一)/ 地上のことを、私はあなたがたに話した(ヨハ三・一二)/ 彼から、彼によって、彼のうちにすべてのものはある(ロマ一一・三六)/ 私の肉は真に糧である、等々(ヨハ六・五六) ほか)/ 聖人の祝日における説教(われわれはすべてを捨てて、あなたに従いました。われわれは何を受けるでしょうか(マタ一九・二七)/ 神を恐れる人は善きことをなすであろう(シラ一五・一)/ 知恵のうちに留まる人は幸いである(シラ一四・二二)/ 聖人たちは信仰によって国々を征服した(ヘブ一一・三三))
【著者紹介】
中山善樹 : 1950年京都市に生まれる。1974年京都大学文学部哲学科卒業。1976年同大学院修士課程修了。1987‐89年、94年アレクサンダー・フォン・フンボルト財団奨励研究員としてケルン大学トマス研究所に研究留学。現在、同志社大学文学部教授。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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