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アイゼンフリューゲル ガガガ文庫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094511468
ISBN 10 : 4094511466
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

伝説のタッグが復活! オリジナル新作!

高速レシプロ機エトピリカの操縦桿を握りながらカール・シュニッツは目を懲らした。大空の彼方に見えたのは、眩いほどに輝く一対の翼。鱗粉のように撒き散らされる光の礫。それは、未だ人類が到達できない領域の存在――虹龍の雄姿だった。「彼らが舞うあの世界は、痛みも悲しみもない場所に違いない」少年の頃からずっと……そしていまもなおカールはそう信じてやまない――。これはまだ、龍の翼に神秘があった頃の物語。遙かなる神々への領域を目指した、挑戦者たちの記録。ニトロプラスの名作『吸血殲鬼ヴェドゴニア』『沙耶の唄』で知られる伝説のタッグが復活。完全オリジナル新作始動!

Content Description

高速レシプロ機エトピリカの操縦桿を握りながらカール・シュニッツは目を懲らした。眩いほどに輝く一対の翼。鱗粉のように撤き散らされる光の礫。それは、未だ人類が到達できない領域の存在―虹龍の雄姿だった。「彼らが舞うあの大空の彼方は、痛みも悲しみもない場所に違いない」いまもなおカールはそう信じてやまない―。これはまだ、龍の翼に神秘があった頃の物語。遥かなる神々の領域を目指した挑戦者たちの記録。ニトロプラスの名作『吸血殱鬼ヴェドゴニア』『沙耶の唄』で知られる伝説のタッグが復活。完全オリジナル新作始動。

【著者紹介】
虚淵玄 : ゲームメーカー「ニトロプラス」所属の脚本家。2000年『ファントム―PHANTOM OF INFERNO』にてデビュー。流行を追わない独自のスタイルが作品を発表するたびに話題を呼ぶ。近年は小説家としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • とら

    森博嗣さんの『スカイ・クロラ』シリーズを彷彿とさせる。”空を飛びたい”ただそれだけなんだ、というカールの精神が。でも少し違うのが、戦闘をするのを楽しんでいるか楽しんでいないかという部分。いや、これも正確では無くて、カールの場合飛行機に銃弾が詰め込められているだけで虫唾が走る、飛行機が穢された、と思ってしまうのだ。大体の小説で「空」「飛行機」が出てくると必然的に空中戦になるが、この作品は違った。龍と速さで競うのだ!レース!龍も攻撃してこない!こういうの珍しいし、ほのぼのしてて良い。二巻ではどうなるのかな。

  • ちる

    龍の時代。元空軍エースのカールが新しく開発されたジェット高速機に乗り、龍たちに速さで挑む、というファンタジーを軸にしてるんだけど、なかなか重い話でもある。戦争によって失ったもの。戦いで空を飛ばないと決めていても時代は戦争の流れへ向かってしまう。人の思いは交錯し、カールを絡め取っていく一方で、彼は空に飛ぶ自由な龍たちのいるところへ憧れる。虚淵氏のともすれば中二病的な文章も、作品の雰囲気に合っていていい。さて、下巻で世界情勢がどうなるのか。カールは純粋に空で龍たちと勝負できるのか、楽しみです。

  • 歩月るな

    最近、なんだかドラゴンがひどいめにあう作品がおおいので(個人の意見です)人の手の届かない勇壮で自由な空の王者たるドラッヒェたちに心奪われる。まあマスコット的なジークちゃんもいるんですけど。なんか素直な気持ちで読めた。そして闘いのフィールドは極限のスピードの世界、飛行機自体には興味が無くても夢を追う熱さはなかなかのフィール。

  • 白義

    高速を持って空を駆け巡る。その単純な衝動こそ、本作において自由の宿るものとして肯定されている。神話の時代より生き残る最強最速の獣、龍族と、その龍に無謀にも競争を挑むバカな男たちの物語。戦争の影、精神の荒廃と対比しての、圧倒的なまでの龍の雄大さに虚淵先生らしいロマンチシズムを感じる。男の世界と女の世界とか、古典的なまでに原型的で叙情的な硬質さが描かれ、そうした全てを超えるものとして龍の世界がある。こういう、人間の矮小さを超えたものを描くときの虚淵先生の文章は妙に晴れやかだ

  • なつきネコ@吠えてます

    飛行機とドラゴンのうらなせる描写は素晴らしい。飛行機でドラゴンに挑む。この設定からして熱い物が込み上げる。言ってみれば機械で自然に挑んだ科学史をラノベに落としこんでいる。そう意味では猫と地球儀にも通じる設定はラノベが置き忘れた物。ただ飛ぶだけに科学を使えない人類というのも宮崎駿がたびたび描写していたよな。こういう科学がロマンを失っていない時代の感覚と、それと矛盾する科学の害と言うのは20世紀を触れてないとわからない気がする。それらは私の勘繰りにすぎないかもしれないけど、なかなか楽しませてもらいました。

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