Product Details
ISBN 10 : 4062748150
Content Description
工場廃水の水銀が引き起こした文明の病・水俣病。この地に育った著者は、患者とその家族の苦しみを自らのものとして、壮絶かつ清冽な記録を綴った。本作は、世に出て三十数年を経たいまなお、極限状況にあっても輝きを失わない人間の尊厳を訴えてやまない。末永く読み継がれるべき“いのちの文学”の新装版。
目次 : 第1章 椿の海/ 第2章 不知火海沿岸漁民/ 第3章 ゆき女きき書/ 第4章 天の魚/ 第5章 地の魚/ 第6章 とんとん村/ 第7章 昭和四十三年
【著者紹介】
石牟礼道子 : 1927年、熊本県天草郡に生まれる。’69年、『苦海浄土』を刊行、水俣病の現実を伝え、魂の文学として描き出した作品として絶賛される。’70年、第1回大宅壮一賞に選ばれるが受賞辞退。’73年、マグサイサイ賞受賞。’93年、『十六夜橋』(ちくま文庫)で紫式部文学賞受賞。2002年、朝日賞受賞。同年、新作能「不知火」を発表。’03年、『はにかみの国―石牟礼道子全詩集』(石風社)で芸術選奨文部科学大臣賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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投稿日:2021/03/06 (土)
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ヴェネツィア
読了日:2016/06/08
ちゃちゃ
読了日:2018/08/24
はっせー
読了日:2023/02/02
chantal(シャンタール)
読了日:2019/03/17
なる
読了日:2022/02/10
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