Product Details
ISBN 10 : 4480092293
Content Description
足利将軍邸を模した守護大名の館から、領地を一望する戦国大名の険しい山城、そして巨大な天守を誇った信長の安土城へ。中世から近世にかけて、城の形は大きく変化した。城跡調査からその変化を調べていくと、天下統一に向けて権力が再編成された日本中世の、新しい歴史像が明らかになってくる。本書は、城跡を歩く楽しさやコツなどフィールドワークの基礎から始まり、縄張り図から軍事戦略を読み解くポイントを伝授。さらにそこから見えてくる政治構造・地域社会の様相など、中世・近世史の謎をていねいに解明する。
目次 : 第1章 城にたどる歴史(戦国の城に分け入る/ 非観主義がつくる城 ほか)/ 第2章 城の探検(地図に城跡を読む/ 江戸時代の城と中世の城 ほか)/ 第3章 花の御所から戦国期拠点城郭へ(館と山城/ 歴博甲本洛中洛外図屏風 ほか)/ 第4章 城の語る天下統一(戦国以前の山城/ 戦国期拠点城郭の出現 ほか)/ 第5章 世界の中の日本の城(ナショナリズムと城/ 日本の城とヨーロッパの城 ほか)
【著者紹介】
千田嘉博 : 1963年生まれ。奈良大学文学部文化財学科卒業。大阪大学博士(文学)。文部省在外研究員としてドイツ考古学研究所、イギリス・ヨーク大学に留学。名古屋市教育委員会・見晴台考古資料館学芸員、国立歴史民俗博物館考古学研究部助教授を経て、奈良大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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翠埜もぐら
読了日:2023/02/13
フク
読了日:2025/11/20
1.3manen
読了日:2013/08/26
のぶさん
読了日:2021/08/12
ヘムレンしば
読了日:2021/05/25
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