Books

小さな地球の大きな世界

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784621303023
ISBN 10 : 4621303023
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

プラネタリー・バウンダリーは、2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)の基礎となった概念です。著者のロックストローム博士はこの概念を主導する科学者グループのリーダーであり、本書はSDGsをより深く理解するのに役立ちます。私たちは、地球上の自然には限りがなく、それを使ってどこまでも豊かになれると誤解してきました。しかし、人類の活動の爆発的な拡大により地球は限界に近づき、増え続ける異常気象、生物種の大量絶滅、大気や海洋の異変など、地球は私たちに重大な警告を発しています。いまこそ、地球環境が安定して機能する範囲内で将来の世代にわたって成長と発展を続けていくための、新しい経済と社会のパラダイムが求められています。本書は、科学的なデータと美しく印象的な写真を用いて地球の状況を示したうえで、人間と自然の関係を再構築するプロセスを提示し、その実現への励ましを与えてくれます。

目次 : 重大な10のメッセージ/ 第1部 偉大なる挑戦(新たな苦難の時代/ プラネタリー・バウンダリー/ 大きなしっぺ返し/ あらゆるものがピークに)/ 第2部 考え方の大きな変革(死んだ地球ではビジネスなどできない/ 技術革新を解き放つ)/ 第3部 持続的な解決策(環境に対する責任の再考/ 両面戦略/ 自然からの解決策)

【著者紹介】
J・ロックストローム : ストックホルム・レジリエンス・センター(SRC)所長

M・クルム : 写真家、映像作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • けいご

    僕が今立っている場所は既に傾き倒れ始めたバベルの塔なんだ...。世界が崩壊する事をわかっておきながらも壊僕たちは気づかぬフリをしながら資本主義を全速力で走らせ続けるつもりなのか。そして今、ちっぽけな僕にも出来ることはなんだろうか?そう考えさせられる大事な一冊でした。僕はまず「物は大切に長く使う」から始めようと思います。小さくてもまずは一歩!地球にはいつまでも青い星であって欲しいもんね。

  • aisapia

    内容満載で読むのに時間がかかってしまいましたが、切迫感が伝わる資料でした。知識がない私には難しいところもあったけど、とにかく私たちの地球が緊急事態宣言ですって事はよくわかりました。本の中にありましたが、毎日のニュースの中で天気予報のように地球の状況が報道されるようになったらとても良いと思う。是非そうなってほしい!どちらかというと個人よりも企業などの大きな集団に向けたメッセージという感じでしたが、ガンジーの言う通り「この世界に変化を望むなら、まず自らそれを始めるべき」で、個人でも何か取り組んでいきたい。

  • shin_ash

    どこぞの勉強会で紹介された本を後輩が見つけて勧めてきたので読んでみた。「プラネタリー・バウンダリー」と呼ぶ地球の生態的や物理的な限界の存在を示し、その制限内での人類の繁栄を試みる主張である。要するに従来の経済学的仕組みは、地球環境と無関係では存在し得ないと言う認識とその経済活動は社会の仕組みも巻き込みながら地球環境に相互に影響するとの概念である。美しい写真と情緒的な訴えも目につくが、基本的には科学的根拠を持った主張で尤もである。色々と考えさせられヒントにもなる良書であろう。こう言う知識とその普及はこの手の

  • Yuki2018

    環境主義者自身が「環境vs社会」の構図を生み、その活動は殆ど賛同を得られなかったという反省を踏まえ、「限界のない成長を前提とする経済モデル」から「人間の望まない状態に急変しうる限界(=プラネタリーバウンダリー)の範囲内で成長をコントロールするモデル」への移行を提言している。SDGsの運動に大きな影響を与えた一冊。相互に絡み合う要素の中で最適解を求めるその枠組みは妥当だと私も思う。あとは閾値をどう設定し、誰が何を負担するかであり、お人好しの日本が国益を踏まえつつ協調できるかどうかだが、ここは極めて心許ない。

  • えぬ

    地球における環境問題に関するデータと写真、今後の世界の分析と警鐘。 今行動を起こさずにいつ起こす。 難しい問題だから後回しではダメ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items