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ドローンで迫る伊豆半島の衝突 岩波科学ライブラリー268

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000296687
ISBN 10 : 400029668X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

地震、噴火、浸食により、あるときは急激に、あるときはゆっくりと、大地の姿は変わっていく。美しくダイナミックな地形・地質を約100点のドローン撮影写真で読み解く。伊豆半島と本州の衝突が進行し、富士山・伊豆東部火山群・箱根山・伊豆大島などの火山活動が活発な地域を中心に取り上げる。ドローン撮影のノウハウも紹介。オールカラー。

目次 : 1 富士山の噴火と崩壊(活火山・富士/ 山麓に達した溶岩 ほか)/ 2 伊豆半島の成長と衝突(火山の野外博物館/ 隆起した海底火山 ほか)/ 3 荒ぶる火山帯(箱根火山と大涌谷/ 火山島・伊豆大島 ほか)/ 4 本州側の隆起と変容(揺れ上がる大地/ 大地震が起こす巨大崩壊 ほか)/ 5 ドローン撮影の威力(災害現場でのドローン撮影―2016年熊本地震の例/ 海外でのドローン撮影―英国形成の長い歴史)/ 付記 国内外でのドローン撮影のためのメモ

【著者紹介】
小山真人 : 1959年静岡県浜松市生まれ。静岡大学理学部卒業。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士(地質学)。現在、静岡大学防災総合センター教授(副センター長)、同大学教育学部教授。伊豆半島ジオパーク推進協議会顧問。専門は、火山学、歴史地震学、地震・火山防災(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • booklight

    ちょうどこのぐらいの粒度の写真がなかったので、地形のダイナミックさのインパクトがわかりやすい。城ケ崎の溶岩流や大室山のスコリア丘の様子が解像度高くみることができる。なんか学者が言っていることもほんとなんだな、と思えてくる。粒度が違うとこうもちがうのね。地震できた阿蘇の米塚のひび割れや田んぼの断層も一目でわかる。なんか面白かった。

  • yyrn

    地学の本といえば、少し前までは文章のほかにイラストなどで図解するものが多く、写真はあってもピンと来ないものが多くて、著者の言いたいことがあまりダイレクトに伝わってこなかった。素人の読み手にはかなりの想像力が求められたが、この本ではそのようなことがなく、著者の解説がよく分かった。迫力あるドローンの撮影写真のおかげだ。これなら素人でも視覚的に鋭い人であれば、専門家と十分渡り合えるのではないか。ドローンも3Dプリンターなどと同じで、いわゆるブレイクスルーの技術なのだな、ということがよく分かる本。面白かった。

  • 天城や伊豆半島を扱ったブラタモリを思い出しつつ、美しい写真の数々に息を飲む。三島溶岩の柱状節理は生い茂った木々や岩肌に繁茂する苔の緑に、岩の紫から水色、煤色へのグラデがホントに美しかった。伊豆半島といいつつ、地元の断層や熊本地震の地割れを扱った写真もあり、ドローン様々であった。

  • calaf

    最近流行(?)のドローンを用いた空中撮影。それで探る地学、プレートテクニクスの痕跡。確かに、分かりやすい写真だ...特に災害時の状況把握には威力を発揮するのがよく分かりました。

  • クサバナリスト

    陸の方からしか見たことがない地形も海側から見ると全く違ったものに見える。地学的な説明は少ないが、イラストや文章による説明よりも、本書のように写真の方が一目瞭然で分かりやすい。

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