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いちげんさん 集英社文庫

User Review :5.0
(2)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087471458
ISBN 10 : 4087471454
Format
Books
Publisher
Release Date
November/1999
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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本当に外国人が書いたのかと思うほど、よく...

投稿日:2021/04/16 (金)

本当に外国人が書いたのかと思うほど、よく書かれている。 残念ながら、その後に面白い作品を出した記憶はないが。 京都やそこに住む人たちと、外国人の自分をよく描いている。 映画かもされたが、原作が良すぎてみる気になれない。 予想外におもしろかった。

ダム さん | 千葉県 | 不明

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サイコーにおもしろい

投稿日:2000/04/18 (火)

サイコーにおもしろい

あかちゃん さん | 京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • てち

    本当に、外国人が書いた文章なのだろうかと読み終わった後感じた。そういった意味では私も、本作の京都の人たちと同様に、「外国人だから」という色眼鏡で見てるのかもしれない。それはさておき、本作でのお気に入りのフレーズがある。文学ちゅうもんは、大学で学ぶものでなく、社会を観察し、人生を通じて人間が持ってる醜い部分もあえて求めることや。うむ。間違いないな。

  • シュナイダー

    視覚的に「ガイジン」であることから逃れられない西洋人の青年(作者、デビット・ゾペティ)と、視覚的な先入観に縛られないが故に彼とも親しく交流できる盲目の女性・京子。いつも「見られる存在」である二人の側から逆に見ることで、浮かび上がるのは、日本社会の閉鎖性であった。  一九九六年、第二〇回すばる文学賞受賞作品

  • 金城 雅大(きんじょう まさひろ)

    何も考えずに欲望と雰囲気だけで恋をしたり、側からみれば突拍子もない衝動に駆られたような行動をとることができる時というのは、人生において貴重な瞬間だ。自分を振り返ってみてもしみじみと思う。「ノスタルジーに浸る」とはまさにこのこと。 文体もとても読みやすく、良い小説でした。

  • 菜花@ほのおかくとう協会門下生

    日本文化に対する批判が鋭く的確です。食事時に流れるCMへのコメントなんて、もう本当に声を大にして「お下品です!」と言いたい。翻訳本だと思っていたので、本人が日本語で書いたと聞いてびっくりしました。表現が独特で面白かったです。主人公は自分は遊牧民だといいつつも受け入れられたがり、日本は排他的だと毒づき、面倒だと感じます。でも、外国人にそう思われるのは悲しいことですね。見た目がほとんど、というのは、同じ種族内のみで言えることなのでしょうか。気をつけなければ。

  • 山猫

    「とわの庭」が見えない側から書かれたものなら、見える側から書かれたものはどんなふうだろうかという非常に単純な動機から読み始めたが…… 舞台が京都でなくても成立したかどうかが気になり出すと、そちらにばかり意識が向いてしまった。卒論がわずか50枚でいいなんて、楽な大学だなぁ(笑)

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