CD

Harlem Jets

Blankey Jet City

User Review :5.0

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
POCH1919
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

リリース・デイトに解散の発表。横浜アリーナのライヴを最後に解散を表明したBJC。3人のソロ活動を経て、久しぶりに届いたBJCとしてのこのアルバムは、掛け値なしで素晴らしい。それこそ10年近く前、初めて彼らに触れた時に勝るとも劣らない鋭い矢が、胸を射た。彼らの音楽は規定値を越えるほどに純粋で、だからこそ美しくて、だからこそ危ない。昨今のスポーツ化した音楽とは明らかに一線を画した、ひとりひとりの心に何かしらを残してくれる「聴く」ロック。10年間のうちにBJCからひとりひとりが受け取ったメッセージは様々だろう。思い入れのあるアルバムも曲も様々だろう。でも、ペンジーが歌うコトバや、3ピースという究極のバンド形態で発してきたサウンドが、自分に届いてきた時の「深さ」、その凄さが群を抜いていた事は万人共通だと思う。このラストアルバムは、切ないほどにBJCらしい。これ以上でもこれ以下でもない、BJCの全てが「ただ」在る。日本のロックの歴史がひとつここで終わろうとしている。

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最後に最高のアルバムが聞けて悔いはなかっ...

投稿日:2021/05/30 (日)

最後に最高のアルバムが聞けて悔いはなかった。 即興演奏が録音されたりしていたので今後の方針があったのにそこだけが悔いが残る。最後のライブでも即興していたので残念。 もうライブでは聞けないけど頭の中ではSea Side Jet Cityがずっと流れてます。

よねーん さん | 大阪府 | 不明

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ブランキーのラストアルバムとなってしまっ...

投稿日:2012/07/05 (木)

ブランキーのラストアルバムとなってしまった1枚。普通バンドの終焉を迎える作品は、緊張感のないモノになってしまう事が多いが、なんだこの尖った緊張感は。最後の最後まで最高のロックバンドでした。

太陽の塔 さん | 大阪府 | 不明

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'00年発表。前作「ロメオの心臓」から約2年。この2...

投稿日:2009/05/04 (月)

'00年発表。前作「ロメオの心臓」から約2年。この2年間が、彼らにとってどんな年月だったかは、先行シングルであり、このアルバムのオープニング・ナンバーでもある「Sea Side Jet City」を聴けば明白だ。シンプルかつ勢い全開のロックンロール・ナンバー。しかし外面はハッピー・チューンのこの曲も、それを作る音の一粒一粒はロックな鋭い冷たさが凝縮している。弦をかき鳴らすピックの勢い、スネアを叩くスティックの勢いは、彼らが当時いかに研ぎ澄まされた状態にあるかを雄弁に物語っている。 詞の世界もそうだ。ブランキーにしては異色の10分を超える大作「不良の森」で浅井健一はこう歌う。 "想いは世界平和/静かな森の奥で/いつかはみんなが好きになる/神様はみんなの中にいて/嬉しさをくれる" こんな明るい未来を見ながら、しかしそれを

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