味わいある大人のニューウェイブテクノ

この人は作品によってかなりｽﾀｲﾙを変えるので評価が難しいんですがYMO一派と接触していた時期のこの作品はやはりいい出来です.Mの「ﾗｽﾄﾜｰｽﾞ」ｻﾞｲﾝｸﾞﾘﾌ「ﾌｨｷﾞｭｱｰｽﾞ」と共に幸宏氏の「目立ちすぎる」Drはこの時期絶好の超絶音を聴かせてくれます.(笑)ﾐｯｸｶｰﾝが一曲参加もこの時期のなせるﾜｻﾞ.ﾎﾞｰﾄﾗの12ｲﾝﾁは何回聴いてもﾖｲです.

BE BOP､RED NOISEと進化を遂げｿﾛとして5作目｡YMOにｲﾝﾊﾟｲｱされたと思われるｱｼﾞｱﾝﾃｲｽﾄを醸し出し繊細かつ独自の美意識でﾛﾏﾝﾁｼｽﾞﾑがにじみ出ている｡ﾕｷﾋﾛ氏とお互いﾘｽﾍﾟｸﾄしつつ共鳴してる音がここにある｡ｱﾚﾝｼﾞｾﾝｽが格別で心地好い｡

全編彼自身によるフィールド ワーク的映像作品となっています。混沌-静寂、50s-Y2Kというニ極性から渋谷センター街においてのカットアップ、某私鉄車内風景など日本国内にて採取されたと思しき映像も若干含まれています。音声トラックはアンビエントテイストのナンバーでほぼ統一されておりユルヤカに連鎖→展開する美しい映像群は必見のかち大有りです。ボ−ナスビューとして彼の自筆絵画コレクションも多数収められています。

'83年発表｡高橋幸宏が先か?ﾋﾞﾙ･ﾈﾙｿﾝが先か?｢ぼく､だいじょうぶ?｣で炸裂する至極のﾎﾟｯﾌﾟ･ｻｳﾝﾄﾞとﾉｽﾀﾙｼﾞｱ路線は､共演者でもある､同時期のﾋﾞﾙのものでもあった｡本作はお返しに高橋幸宏､ﾐｯｸ･ｶｰﾝらの参加によるﾐﾆ･ｱﾙﾊﾞﾑ｡高橋幸宏vsTRｰ808のﾘｽﾞﾑ･ﾊﾟﾀｰﾝの応酬は圧巻!

初期〜中期YMO、ユキヒロさん「ニウ・・」周辺よりインスパイアーされたであろう最も完成度の高いアーリーリフレクション的作品。オリジナルに付属のLP「LA BELLE ET LA BETE」としては割愛されてはいるものの数曲追加で納得の再登場です。　

リリースから四半世紀近く経過しても尚のこの新しさとカッコよさは特筆すべきものです。”VISTAMIX”としてのアー トワークには物足りなさを感じていただけにオリジナルの デカダンス調スリーブでの再発には心底感激しています。音も打ち込みと生演奏−アジア風味のアレンジセンスなど美しすぎる内容で、あの恍惚の80年代初頭の香りを再び体感する事が出来るのです。感謝。・・合掌。・・

幸宏氏4曲参加のﾐﾆ･ｱﾙﾊﾞﾑ｡YMOからはBGM､幸宏ｿﾛではﾆｭｰﾛﾏ､WHAT ME~にｲﾝｽﾊﾟｲｱされた音｡Cueをﾌｧﾝｷｰにした｢Acceleration｣は最高にｶｯｺｲｲ!!ﾈﾙｿﾝのｱﾚﾝｼﾞｾﾝｽを聴いてほしい｡最強の1枚!!

祝リマスター！幸宏氏との共作シングルしか聴いたことがなくて、ずーっと聴きたかったアルバムです(^o^)何年か前にテレビで、海外で活躍する日本人(ビル氏の細君・再婚)を紹介する番組で彼を観ました。20年ぶりにみる彼はめちゃシブおっさんになってました

chinemaはバージョン違いを主とした4曲、quit dreamingはシングルを主として7曲、love thatはシングルを主とした3曲のボートラが付いてます。捨て曲と思っていたのが意外と聴けたりしたんでdada guitareも入れて欲しかったなぁ。