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Benvenuto Cellini : Terry Gilliam, Marc Elder / Rotterdam Philharmonic, John Osborn, Sicilia, M.Muraro, Losier, etc (2015 Stereo)

Berlioz (1803-1869)

User Review :5.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
NBD0074V
Number of Discs
:
1
Label
:
:
International
Aspect
:
WideScreen
Color
:
Colour
Format
:
Blu-ray Disc
Other
:
Import

Product Description


ベルリオーズ:『ベンヴェヌート・チェッリーニ』
テリー・ギリアム演出、マーク・エルダー&オランダ国立歌劇場


若きベルリオーズがオペラ史上に刻んだ空前絶後のどたばたコメディー・オペラ
日本語字幕付き!


放蕩者、しかし腕は良い彫刻家チェッリーニには、相思相愛の若き恋人テレーザがいます。しかし恋敵フィエラモスカとのいざこざで、ついには殺人と誘拐の罪を犯してしまい、どうにも立場が悪くなってしまいました。その上、教皇から依頼されている彫刻は完成しておらず絶体絶命。一日だけ猶予をもらった彼がとった行動は・・・。
 16世紀に実在した彫刻家ベンヴェヌート・チェッリーニの芸術と自由奔放な生き方に共感したベルリオーズは、一気にこの大規模な初めてのオペラを完成させました。ベルリオーズは後年「このような活気に満ち勢いに富んだ数々のアイディアを再現することは不可能だ」と語ったと伝えられます。
 多彩なエピソードが盛り込まれた喜劇ですが、この上演はテリー・ギリアムの色彩豊かでメリハリの利いた演出によりロマンスあり、活劇あり、コメディありのスペクタクルな舞台となりました。題名役のジョン・オズボーン、ヒロイン、テレーザを歌うマリアンジェラ・シチリア、フィエラモスカ役のローラン・ナウリが優れた歌唱とともに、熟練の演技で作品を盛り上げます。(輸入元情報)

【収録情報】
● ベルリオーズ:歌劇『ベンヴェヌート・チェッリーニ』全曲


 ベンヴェヌート・チェッリーニ:ジョン・オズボーン(テノール)
 ジャコモ・バルドゥッチ:マウリツィオ・ムラーロ(バス)
 フィエラモスカ:ローラン・ナウリ(バリトン)
 教皇クレメンス7世:オルラン・アナスタソフ(バス)
 フランチェスコ:ニッキー・スペンス(テノール)
 ベルナルディーノ:スコット・コナー(バス)
 ポンペオ:アンドレ・モルシュ(バリトン)
 居酒屋の主人:マルセル・ビークマン(テノール)
 テレーザ:マリアンジェラ・シチリア(ソプラノ)
 アスカニオ:ミシェル・ロジエ(ソプラノ)
 オランダ国立歌劇場合唱団
 チン=リエン・ウー(合唱指揮)
 ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
 マーク・エルダー(指揮)

 舞台監督:テリー・ギリアム
 副舞台監督、振付:レア・ハウスマン
 舞台美術:テリー・ギリアム、アーロン・マースデン
 衣装:カトリーナ・リンゼイ

 録音時期:2015年5月15,18日
 録音場所:アムステルダム、オランダ国立歌劇場(ライヴ)
 撮影監督:フランソワ・ルシオン

 収録時間:180分
 画面:カラー、16:9、1080i High Definition
 音声:PCMステレオ、DTS 5.1
 字幕:日本語・英語・フランス語・ドイツ語・韓国語
 50GB
 Region All

 ブルーレイディスク対応機器で再生できます。

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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『チェッリーニ』の舞台は、シュテルツル演...

投稿日:2018/08/26 (日)

『チェッリーニ』の舞台は、シュテルツル演出/ゲルギエフ指揮のザルツブルク版もそうだったが、どうして毎度こんなハチャメチャになるのか。作品自体の持つ破壊的なエネルギーがどうしてもこういう演出を要求する、ということなのだろう。もっとも、こちらの人々はルネサンス期の衣装で、読み替えではないのだが。テリー・ギリアム演出は早くも序曲終盤から巨大な張りぼて人形が登場し、客席を巻き込んだ大騒動を仕掛ける(パイ投げのタイミングが絶妙!)。この先どうなるか心配になるほどの派手な出だしだが、その後はモンティ・パイソン的なくすぐりと笑い(教皇庁は激怒しそうだ)を交えつつも、一方ではいかにもロマン派的な芸術家オペラをまじめに展開。本物の大道芸人たちを大挙投入し、相当に卑猥な劇中劇の場面を経て、最後はプロジェクション・マッピングも華々しい第1幕フィナーレ、いわゆる「ローマの謝肉祭」の場面がさすがに見応え十分。 バルトリ主演『ノルマ』でのポルリオーネや『オテロ』(ロッシーニの方)の主役でもあったジョン・オズボーンはいかにも無頼漢らしい豪快なチェッリーニ。シチーリアの生きの良さも魅力的だが、ザルツブルク版に続いていじられ役フィエラモスカを演ずるローラン・ナウリが実にうまい。マーク・エルダーはいつもながら手堅い。欲を言えば穏健に過ぎるのだが、とにかく舞台上が大変に騒がしいので、指揮はこのぐらいで丁度いいか。上演として二幕仕立てだが、ほぼヴァイマル版に基づくと思われる。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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オペラが苦手を公言している にも拘わらず...

投稿日:2018/07/06 (金)

オペラが苦手を公言している にも拘わらずベルリオーズ作品は別だ ”〜チェッリーニ”を漸く観て聴くことができた 日本語字幕とギリアム演出に拠るところが大きい 三時間の長丁場 詞の意味に突っかかりながら陳腐なドラマを下手な演技で観るのは辛い 何分外国語には翻訳をインポーズしてもらいたい 然すればオペラの鑑賞機会が増えようというもの 何はともあれ”〜チェッリーニ”は面白かった 先ず舞台の意匠が飽きさせない ギリアムらしい色とデフォルメが愉しい キャストが好い 歌唱と演技共に個性を持ち的確な伝達力がある このテンポと間はいかにもギリアム流だ 表現の幅は広いが品を失わない いやいや最も言うべきは ベルリオーズの音楽に聴き入ったことだ その美しさと楽しさは時を超えて魅力を放射している 管弦楽部の先進性と面白さは言うまでもない Blu-ray Discは絵も音も美しい NAXOSには期待が膨らむばかりだ あなたも如何

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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