CD Import

Orchestral Transcriptions: Chailly / Milan G.verdi So Ghiazza(Cl)

Berio, Luciano (1925-2003)

User Review :4.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
4762830
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

ベリオ:オーケストラル・トランスクリプションズ

長年に渡ってベリオの作品を扱ってきたシャイーの最新録音。今回は、ベリオが複数の作曲家の作品を編曲したものを集めています。

1.のパーセルは有名なホーンパイプ・ナンバーを1969年に編曲したもので、楽器編成は、フルート/オーボエ、クラリネット、ヴィオラ、チェロ、チェンバロ、パーカッションとなっています。世界初録音とのことです。
2.のバッハは文字通り、フーガの技法の中のコントラプンクトゥス]T]を、23人の演奏者用に2001年に編曲したもので、これが世界初録音とのことです。
3.のボッケリーニは有名な「マドリッドの夜の帰営ラッパ」の4つのオリジナル・ヴァージョンを、1975年に大オーケストラのために編曲したものです。
4.のモーツァルトは、2本のバセットホルンと弦楽器のために1956年にアレンジされたもので、ほかの作曲家との共同制作である『モーツァルトのためのディヴェルティメント』の一部分です。
5.の『レンダリング』は、大オーケストラのために1988年から1989年にかけて編曲された作品で、シューベルトの交響曲第10番のスケッチを基にしています。ベリオ自身は「修復であって再構築ではない」と述べており、作曲的な“つなぎ”の技法などは使わず、シューベルトの素材にシンプルにアプローチしたものとなっています。
6.のブラームスは、クラリネット(もしくはヴィオラ)とオーケストラのための協奏曲のスタイルに編曲されたもので、『レンダリング』と同じく、現代物としては比較的耳にする機会の多い作品です。

1.パーセル:The Modification and instrumentation of a famous hornpipe as a merry and altogether sincere homage to uncle Alfred(1分2秒) ※世界初録音
2.J.S.バッハ:フーガの技法〜コントラプンクトゥス]T](8分34秒) ※世界初録音
3.ボッケリーニ:「マドリッドの夜の帰営ラッパ」4つのオリジナル・ヴァージョンのオーケストラ編曲(6分28秒) 
4.モーツァルト:パパゲーノのアリア「恋人か女房があればいいが」による変奏曲(ディヴェルティメント・ペル・モーツァルト)(2分34秒) ※世界初録音
5.レンダリング(シューベルト:交響曲第10番による)(約33分)
6.ブラームス:クラリネット・ソナタ第1番 作品120-1(オーケストラ伴奏編曲版)(約23分)

ファウスト・ギアッツァ(Cl, 6)
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団
指揮:リッカルド・シャイー

録音:2004年8月、アウディトリウム・ディ・ミラノ

Track List   

  • 01. The Modification and Instrumentation of a Famous Hornpipe
  • 02. Contrapunctus no 19 for 23 instruments from J. S. Bach's "Die Kunst Der Fuge"
  • 03. Quattro versioni originali della "Ritirata Notturna"
  • 04. Variations for 2 Basset Horns and Strings on "Ein Madchen oder Weibchen"
  • 05. Rendering
  • 06. Rendering
  • 07. Rendering
  • 08. Sonata for Clarinet and Piano no 1 in F minor, Op. 120 no 1
  • 09. Sonata for Clarinet and Piano no 1 in F minor, Op. 120 no 1
  • 10. Sonata for Clarinet and Piano no 1 in F minor, Op. 120 no 1
  • 11. Sonata for Clarinet and Piano no 1 in F minor, Op. 120 no 1

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
皆が興味本位で聴いてみたくなるディスクと...

投稿日:2012/05/21 (月)

皆が興味本位で聴いてみたくなるディスクという位置づけと思うが、その意味では演奏は水準をクリアしている。ただ、何らかの音楽的感銘を得ようとするならば、不充分ということだろうか。メインはシューベルトということになると思うが、ベリオのオーケストレーションだけあって一捻りあるので、純粋にシューベルトを楽しむものか?といわれれば、そうでもない。

フルシチョフ さん | 東京都 | 不明

0

Recommend Items