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Wozzeck: Bieito Weigle / Teatre Del Liceu Hawlata Denoke

Berg (1885-1935)

User Review :4.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
OA0985D
Number of Discs
:
1
Aspect
:
WideScreen
Color
:
Colour
Format
:
DVD
Other
:
Import

Product Description

リセウ大歌劇場2006
ベルク:『ヴォツェック』

劇薬の如き衝撃作! 人間の業を完膚無きまでに暴きだす、鬼才ビエイトの壮絶な演出
 ただでさえ陰鬱な『ヴォツェック』が、いっそう暗澹たる世界へ。そのあまりにもセンセーショナルな演出ゆえに、スポンサー企業が降りるというスキャンダルまで巻き起こしたことでも知られる鬼才カリスト・ビエイトによる待望の映像。エロスとグロテスクに満ちた世界観ながら、そのセンスは秀逸。ひとつひとつの場面が強烈なインパクトで表現され、観る者を戦慄させます。豪華な歌手を揃え、色彩豊かなオーケストラがドラマをさらに濃厚に描きます。

・ベルク:歌劇『ヴォツェック』全曲
 ヴォツェック:フランツ・ハヴラタ
 マリー:アンゲラ・デノケ
 鼓手長:ライナー・ゴルトベルク
 マルグレート:ヴィヴィアン・ティアニー
 医者:ユーハン・ティッリ
 大尉:ユベール・ドランボワイユ
 アンドレス:デイヴィッド・キューブラー
 第一の徒弟職人:クルト・ガイセン
 第二の徒弟職人:ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー
 白痴:スティーヴン・コール
 マリーの子供:ジェンマ・ベラヨス
 ヴィヴァルディ合唱団(カタルーニャ少年合唱団)
 リセウ大歌劇場管弦楽団&合唱団
 セバスティアン・ヴァイグレ(指揮)
 演出:カリスト・ビエイト
 美術:アルフォンス・フローレス
 衣裳:メルセ・パロマ
 照明:シャビ・クロット
 脚色:クサヴィエ・ツバー
 2006年1月14、17日 リセウ大歌劇場(バルセロナ)におけるライヴ収録
(特典映像:ドキュメンタリー、出演者インタビュー、他)

 収録時間:全プログラム129分(本編104分)
 画面:カラー、16:9
 音声:リニアPCM48kHz/16bitステレオ、DTS 5.0chサラウンド
 字幕:英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、カタルーニャ語
 NTSC
 Region All
 

Track List   

  • 01. Berg: Wozzeck

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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日頃からその玄人っぽいレビューに敬服して...

投稿日:2009/11/02 (月)

日頃からその玄人っぽいレビューに敬服している村井氏の後には書きにくいのだが。この作品のテーマは端的に「疎外」だろう。しかも、それは状況的なものではなく、より本質的な、人間であるが故の宿命的なものである。我々は日常において、そうしたことには目を瞑っているのだが、このオペラはそれを許さない。こうしたオペラこそ演出家の解釈力と力量が問われるだろう。ビエイトの読み替えは成功しているとも言えるが、甘くなった部分もまた感じられる。主要歌手陣ではヴォツェック、マリーは文句がない。音質、画質のレベルはともに高い。

烏 さん | 広島県 | 不明

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演出家は映画『メトロポリス』にインスパイ...

投稿日:2007/12/04 (火)

演出家は映画『メトロポリス』にインスパイアされたと言っているが、パイプの張り巡らされた未来の工場のような舞台で、名前のある下層民たちは皆、作業着のような赤い制服姿。ただし、ストーリーに関しては目立った読み替えはなく、演出上のクライマックスとなる最終場の前の間奏曲も愚直なまでに裸の身体を見せるのみ。だが、こんな正攻法のアプローチでも主人公たちへの抑圧、搾取は痛いほど良く伝わる。指揮はやや微温的だし、大尉と医者にはもう少し芸達者が欲しいが、ヴォツェック、マリー、鼓手長は文句なし。

村井 翔 さん | 名古屋  | 不明

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