Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

• カエル子

  読了日：2018/06/10

  “デザインは、個人や集団が求めるものを与えるのではない。のちに求めていればと思うものを与え、我々はあたかもそれを求めていたかのようなふりをするのだ”とか、“もし、現在の「人間」の定義に疑問を投げかけるデザインだけがデザインであるとしたらどうだろうか？”とか、刺さりまくるデザイン史を論じながらの壮大な哲学の書…だと思う。きっちり書評を書くには再読が必要となる本でした。

• iwtn_

  読了日：2020/07/25

  デザインが人間をリ・デザインし続け、そして現在もそれは続き、スマホによってベッドにまで仕事やパブリックが侵攻してきている、というような主旨を汲み取った。まあデザイナーさんはそうかもしれない。とはいえ、コロナ禍でわかったのは、引きこもりばかりでは世は回らず、情報化は進んだが、まだ物理的に動ける機械との融合はそれほどでもない、という感じ。特に固定給付金などは、日本は情報化さえそれほど進んでいないことを浮き彫りにした。しかし、常に人間（デザイナー）は人間を再設計・再定義・再認識・再実装し続けてきたのは間違いない

• takao

  読了日：2024/10/20

  ふむ

• 水原由紀/Yuki Mizuhara

  読了日：2022/02/10

  異様な熱量の困ったマニフェスト。『人間はガジェットではない』とかに近い。近代デザインがそもそも工業化され規格化された人間やポストヒューマン的な存在へのある種のカウンターであったという話から、睡眠という最後の私的領域と労働が溶け合うまで。人間が環境改変的であるということとそれが人間それ自体を常に既にデザインし直すというのは、それはそうね、という感。元気な本だった。

• とうふ

  読了日：2020/05/03

  後半にかけて語られるデザインと身体性辺りは特に面白かった。リビングど真ん中にビデを置いちゃうコルビュジェすごいな。建築、グラフィック、プロダクト...と区別されているが、グッドデザインとは人間の営み全てを考えた上で成り立つものなのだろう。 難しくて結構流し読みしちゃったので、後で読み直そう。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します