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「さみしさ」の研究 小学館新書

Beat Takeshi

User Review :3.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784098253388
ISBN 10 : 4098253380
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

老い、孤独、そして独立--すべてを語る。

天才・たけしが「老い」と「孤独」をテーマに男の生き方について語る。世間に迎合せず生きるための「さみしさ」との付き合い方とは。自らの独立騒動や、大杉漣氏、松方弘樹氏、漫画家・さくらももこさんなど友の死についても深く語る。

「ニッポン社会も、老化が止まらない」の章では、小学館新書の前作『テレビじゃ言えない』同様のタブーなき社会事象も展開。高齢化社会の欺瞞と矛盾をえぐり出す。

・編集者からのおすすめ情報
相変わらずの毒舌・ブラックユーモアは健在! 今回の天才・たけしは、高齢化社会のウソと欺瞞を真っ向からぶった切りながら、自分の中にある「孤独」や「死生観」と向き合います。なぜこの男は70代になっても「不良少年」でありつづけられるのか。その答えが余すところなく記されています。


【著者紹介】
ビートたけし : 1947年東京都足立区生まれ。漫才コンビ「ツービート」で一世を風靡。その後、テレビ、ラジオのほか映画やアートでも才能を発揮し、世界的な名声を得る。97年『HANA‐BI』でベネチア国際映画祭金獅子賞、『座頭市』で同映画祭監督賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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芸人の中の芸人ビートたけしを再確認……そ...

投稿日:2021/04/11 (日)

芸人の中の芸人ビートたけしを再確認……そういう自分の芯みたいなものをなくしたくない、枯れるまで大事に持っていたいって気持ちがあるんだよ。世の中の老人たちも、周りの目なんか気にせず勝手に暴れ回りゃいいんだよ。……だから社会的に敬われる存在、模範的な存在であろうとすると、結局は「若い世代に気に入られるかどうか」って話になっちまうんだよな。ある日、志ん生さんが廊下でウンコを漏らしちゃった。始末をした弟子が文句をたれると、「こんなことを嫌がってちゃ立派な百姓になれない」って怒ったって話は何度聞いても笑ってしまう。

serena26 さん | 愛知県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • えちぜんや よーた

    「ビートたけしのオールナイトニッポン」を新書版にした感じ。テレビメディアでは口はばかられるようなことをバシバシ言っていると思う。あと30才若ければTwitter界隈で、ところ構わずガソリンエンジンをぶちまけて壮大な炎上をさせてくれるんだろうな。

  • 海猫

    軽く読める本を求めて手にとったら、本当にサクッと読めてちょうど良かった。全部で3章構成。第1章は70代になったビートたけしが老いや死について、深刻ではなく軽妙に語ってる内容。第2章は「友の死、さみしいね」の通り、訃報のあった人物らの思い出語り。ここは特に松方弘樹のぶっちゃけ話が、面白かった。カネ払いが良くて、豪儀な人だったらしい。ステーキ食べに行って勘定2000万円を現金で払うとか、凄いね。第3章は、時評語りがメインな感じ。2018年の本なので、記憶にも新しいことが多い。大谷翔平を2回も褒めてて、印象的。

  • 鱒子

    かつて老人ネタをやっていた若き漫才師が、老人になりました。毒舌でひねくれたままで——。素晴らしい余生なんて甘言に乗るな!アンチエイジングよりエイジング! ビートたけし氏が、老いと付き合って行くことについて語るエッセイ。相変わらずのキレです。

  • 香菜子(かなこ・Kanako)

    「さみしさ」の研究。ビートたけし先生の著書。ビートたけし先生の大胆不敵で豪快、歯に衣着せぬご意見は読んでいて爽快で納得感があります。もちろんご意見の全てに賛成するわけではないけれど、そういう考え方もあるかもと素直に感じることが多い一冊。ビートたけし先生が死刑反対論者であることは本書で初めて知りましたが、死刑反対論者である理由がとてもユニークなところもビートたけし先生らしいところなのかも。

  • コウメ

    他の本と少し違っていて、直接ビートたけしと会話しているような、内容!!/爺さんや婆さんをネタにしていたおらもいつの間にか老人の仲間入りだよ。(笑)「どんな人も歳をとるんだな〜」/女に対しても、若い頃はあれだけヤリたくてしかたなかったのにいまやウソみたいだ。グラビアの裸を見ても汚ねえな〜と思ってしまう。/余生や終活、など老後の本がベストセラーになっているけどそんな本を読むと余計に虚しくなるだけ、人生は歳をとるほど、虚しく、不自由になっていく夢のような老後なんてない。それが真理

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