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Kossuth, 2 Portraits, Suite No.1 : Falletta / Buffalo Philharmonic

Bartok (1881-1945)

User Review :3.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
8573307
Number of Discs
:
1
Label
:
:
International
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

バルトーク:『コッシュート』、2つの肖像、組曲第1番
ファレッタ&バッファロー・フィル


ハンガリーの民俗音楽とクラシック音楽の融合を図り『管弦楽のための協奏曲』や『ミクロコスモス』、弦楽四重奏曲などの素晴らしい作品を数多く書いたバルトーク。しかし、そんな彼も最初からばりばりのハンガリー風音楽を書いていたわけではありません。
 1898年にウィーン音楽院に入学する前の彼はブラームスの作品に影響を受けていましたが、交響詩『コッシュート』は21歳のバルトークがリヒャルト・シュトラウスの『ツァラトゥストラ』を聴いて衝撃を受け作曲したもので、題材こそはハンガリーの英雄に由来していますが、音楽はまさにシュトラウスそのもの。しかし色々な意味で世間を騒がせた上、彼も自信を持った問題作です。『2つの肖像』は彼が思いを寄せたヴァイオリニスト、シュテフィ・ゲイエルを意識して書かれたました。人間の2つの面を真摯に描き、彼女のモティーフを登場させることで、失恋の痛手を慰めたようです。『組曲』は彼がピアニスト、作曲家としての位置を確立させようとしていた頃の作品で、1905年に初稿が書かれましたが、後の1920年に改訂されています。壮大なオーケストラのファンファーレで始まる楽しい作品です。初演時のウィーンでは「センセーショナルな話題を巻き起こした」とバルトーク自身がメモを残したとされています。(NAXOS)

【収録情報】
バルトーク:
1. 交響詩『コッシュート』 Sz.75a
2. 2つの肖像 Op.5, SZ.37(第1番:理想的なもの/第2番:みにくいもの)
3. 組曲第1番 Op.3(第1楽章:Allegro vivace/第2楽章:Poco adagio/第3楽章:Presto/第4楽章:Moderato/第5楽章:Molto vivace)

 マイケル・ラディック(ヴァイオリン:2)
 バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団
 ジョアン・ファレッタ(指揮)

 録音時期:2013年11月22,23日(1,2)、2013年10月19,20日(3)
 録音場所:ニューヨーク州バッファロー、クレイン・ミュージック・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

Customer Reviews

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「コシュート」はかつては秘曲扱いだったが...

投稿日:2015/01/09 (金)

「コシュート」はかつては秘曲扱いだったが、その後ドホナーニ、フィッシャー、コチシュなどの優秀な録音が出ている。それらに比べ、ファレッタは曲の構成力が弱く、盛り上がりを作れずに終わってしまう。比較的知られた「2つの肖像」も並の出来。組曲第1番はまあ楽しく聴けるが、ファレッタの表現とオケの開放的な音色でアメリカ音楽のように感じる。

フォアグラ さん | 愛知県 | 不明

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