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Comp.string Quartets: Hungarian Q

Bartok (1881-1945)

User Review :5.0
(6)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
4577402
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

This is one of those performances though great you'd never expect to come out on CD (and in the states didn't since DG didn't want another version to compete with the other one already on their label by the Emerson Quartet who incidentally are dull as dish water compared to these guys). from the opening measure of the first quartet one becomes immediately aware that this group literally and figuratively has this music in their blood. Those who love these works or Bartok in general are strongly encouraged to consider this idiomatically incomparable, stylish, and truly important set.

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弦楽四重奏曲という範疇での名曲はバルトー...

投稿日:2017/05/09 (火)

弦楽四重奏曲という範疇での名曲はバルトーク以降稀になっていると思います。20世紀が生んだ室内楽の最高峰の作品だと信じます。特に第4番のエネルギッシュな終楽章は感動的です。ハンガリー四重奏団のこの演奏を聴くと異次元空間に身を置くかのごとく現実を忘れてしまいます。1961年録音とのことですが、素晴らしい音質です。

テリーヌ さん | 兵庫県 | 不明

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第1ヴァイオリンのセーケイがバルトークと...

投稿日:2015/05/16 (土)

第1ヴァイオリンのセーケイがバルトークと親交が篤かったことからも、決定盤のひとつとされているハンガリー四重奏団盤。しかしこの演奏を特異なものとしている要素は、作曲者の薫陶や深い共感とは別なところにもある気がします。前衛的な難曲という見地から、この曲を取り上げる四重奏団は少なくありませんが、どの演奏にもおしなべて感じられるような、「難曲に挑戦するぞ」というチャレンジ精神や、「どうだ、こんなに難しい曲を見事に演奏してみせただろう?」という気負いが、ハンガリー盤からは一切感じられないのです。あるのはただバルトークという人物の内面をどう再現するかという真摯な問いのみ。 技術的により完璧な演奏は他にいくつもあるでしょう。しかしこれほどに真摯なスタンスで臨んだ演奏は他に無いし、今後も現れるとは思えません。繰り返しこの曲を味わうなら、この盤に勝るものは無いとさえ思えてきます。

クラシカ さん | 福島県 | 不明

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ハンガリー弦楽四重奏団は、1934年にブ...

投稿日:2013/01/03 (木)

ハンガリー弦楽四重奏団は、1934年にブダペストにて結成された歴史的な団体。創始者は、シャードル・ヴェーグであり、当初は第1ヴァイオリンをつとめた。その後、バルトークの友人であり、ヴァイオリン協奏曲第2番の初演や、弦楽四重奏曲第6番の作曲にも委嘱の形で加わったセーケイ・ゾルターンが第1ヴァイオリンに就任(ヴェーグは第2ヴァイオリンとなった。)し、弦楽四重奏曲第5番の初演を行った。1940年には、ヴェーグの退団(ヴェーグは、自らの名前を冠したヴェーグ弦楽四重奏団を結成)によってメンバーが固まり、以後、米国を拠点に1972年まで活動を行った。このように、ハンガリー弦楽四重奏団は、バルトークと極めて縁が深いだけに、その演奏もバルトークへの深い愛着と思慕があらわれたものとなっているのは自明の理であると言えるところだ。バルトークの弦楽四重奏曲全集の様々な団体による名演の中でも極めて名高い存在であるアルバン・ベルク弦楽四重奏団の演奏(1983〜1986年)と比較すると、そして、当該演奏を聴き込んだクラシック音楽ファンからすると、バルトークの弦楽四重奏曲において特徴的な不協和音や、強烈なバルトーク・ピッツィカートなどを徒に強調していない本演奏には、その角の取れた刺激のなさに物足りなさを感じるかもしれない。しかしながら、奇を衒わない正攻法のアプローチによって、各楽器間のバランスに留意しつつ豊饒な音色を醸成した本演奏は、聴けば聴くほどに心に染み込んでくる演奏と言える。このようなハンガリー弦楽四重奏団の演奏を一言で言えば、同曲に込められたハンガリーの民謡を高度に昇華させた旋律の数々に徹底して光を当てた演奏と言えるのではないだろうか。バルトークの心の中を覗き込むような、マジャール人の血のたぎりを感じさせる演奏と言えるところであり、同曲を前衛的な要素を多分に持った現代音楽として位置づけるのではなく、むしろ、19世紀の終わり頃から隆盛期を迎えた国民楽派の系譜に連なる音楽として位置付けているような趣きさえ感じさせる演奏と言っても過言ではあるまい。これほどまでに、同曲の持つ美しさや民族楽的な要素に徹底して光を当てた演奏は類例を見ないとも言えるところであり、いささか極論に過ぎるかもしれないが、弦楽四重奏曲が数多く作曲されていたハイドンやモーツァルト、ベートーヴェンなどいわゆる古典派の時代に回帰するような演奏と言えるのかもしれない。いずれにしても、本演奏は、同曲に込められたハンガリーの民族色を大いに感じさせてくれるとともに、その根源的な美しさ、そして、弦楽四重奏曲の原点を想起させてくれる古典的とも言うべき名演と高く評価したいと考える。諸説はあると思われるが、私としては、同曲をはじめて聴く者には、先ずは、アルバン・ベルク弦楽四重奏団による演奏を聴いた上で、本盤のハンガリー弦楽四重奏団による演奏を聴くと、同曲への理解がより深まるのではないかと考えているところだ。音質は、1961年のスタジオ録音であるが、リマスタリングがなされたこともあって、十分に満足し得る良好なものと評価したい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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