Bach's Coffeehouse : Jeannette Sorrell / Apollo's Fire

ジャネット・ソレル＆アポロズ・ファイア、バッハのコーヒーハウスの音楽を再現！

アムステルダムでグスタフ・レオンハルト、アメリカでロジャー・ノリントン、レナード・バーンスタインに師事した才女ジャネット・ソレルが創設した、アメリカはクリーヴランドのピリオド・オーケストラ「アポロズ・ファイア」。ヨーロッパでのコンサート・ツアーを企画すればチケットが完売し、CDをリリースすればビルボード・チャートを騒がせ、グラミー賞を受賞するなど話題にことかかないアメリカ古楽界注目オーケストラによる好企画のニュー・アルバム『バッハのコーヒーハウス』。
　1730年代のライプツィヒに実在した「ツィマーマンのコーヒーハウス（カフェ・ツィマーマン）」は、大バッハのほかテレマンやヘンデル、ロカテッリ、ポルポラなど当時の有力音楽家たちがこぞって音楽を提供し、演奏していたというライヴ・ハウス的カフェ。当時このカフェは大流行し社交と音楽会の場となっていました。バッハは聖トーマス教会のカントルとしての正式な任務の合間を縫って、この繁盛するコーヒーハウスで非公式な企画を行い、息抜きをしていたことでしょう。
　バッハの『ブランデンブルク協奏曲第4番』や『G線上のアリア』などの新録音に、過去のアルバムからテレマンの『ドン・キホーテ組曲』、ヴィヴァルディの『ラ・フォリア』の音源を組み合わせて、「バッハのコーヒーハウス」の優雅なサロンを再現しています。（輸入元情報）

【収録情報】
1. J.S.バッハ：ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調 BWV.1049
2. テレマン：ドン・キホーテのブルレスク（ドン・キホーテ組曲） TWV.55
3. J.S.バッハ：管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068〜エール（G線上のアリア）
4. J.S.バッハ：オーボエとヴァイオリンのための二重協奏曲ニ長調 BWV.1060
5. ヴィヴァルディ：ラ・フォリア（ソナタ Op.1-12からのコンチェルト・グロッソ）

　アポロズ・ファイア
　ジャネット・ソレル（チェンバロ、指揮）

　録音時期：2023年11月（1）、2002年10月（2）、2021年4月（3）、2018年2月（4）、2021年4月（5）
　録音方式：ステレオ（デジタル）