CD Import

Hermann Prey Lieder Der Romantik-schumann, Brahms, Mendelssohn, Liszt

User Review :3.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
4802221
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

Hermann Prey - Lieder der Romantik

Schumann:
Dichterliebe op. 48
Schone Wiege meiner Leiden
Mit Myrthen und Rosen
Widmung

Mendelssohn:
Auf Flugeln des Gesanges
An die Entfernte
Hirtenlied

Liszt:
Es muss was Wunderbares sein

Brahms:
Vergebliches Standchen
Alte Liebe
Feldeinsamkeit
Die Mainacht, etc...

Hermann Prey, beritone
Karl Engel, Leonard Hokanson, piano

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
☆
☆

3.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
1
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
ヘルマン・プライが、’70年代に録音した...

投稿日:2009/06/27 (土)

ヘルマン・プライが、’70年代に録音したシューマンの連作歌曲集「詩人の恋」がメインとなっているCDで、他には同じくシューマンの歌曲が数曲,メンデルスゾーンの歌曲が数曲,リストの歌曲が1曲,そしてブラームスの歌曲も数曲収められている。ヘルマン・プライによるシューマンの「詩人の恋」は、彼が残した同曲の録音としてはベストであるが、ハイ・バリトンでありながらD・F=ディースカウとは対照的に高音域をあまり得意としなかったプライの歌唱はピッチの関係からも重く感じられ、若い詩人の喜怒哀楽を充分に表現できているとは言い難い。プライの甘くソフトな感じの歌声はそれなりに魅力的だが、音楽的には発声上の問題があり、胸声域と頭声域の間には、それが聴き手に感じられるかどうかは別にして、ブレイクと呼ばれる換声点があるが、プライのブレイクより上の声は、声を響かせるポイントを、本来変えることによって響きの質を出来るだけ同じようにしなければいけないのを、あまり変える事をせずに作り声で表現してしまうところがあり、この事がプライの歌声は常にフラット気味で良くないという評価がなされていたことにつながっている。前述の通り、このCDはほとんどシューマンの「詩人の恋」を聴くためのCDといっていいほどであり、もしバリトンでシューマンの「詩人の恋」の優れたCDを挙げるなら、第1にD・F=ディースカウ/エッシェンバッハ(P)盤,第2にゲルハーエル/フーバー(P)盤となる。総合的に声種を問わずにシューマンの「詩人の恋」のベスト盤となると、本々テノールのために作曲され、若き詩人にふさわしい声となると、テノールによる歌唱のCDということになるのだが、夭逝して今ではドイツの伝説のテノールになりかけているヴンダーリヒ/ギーゼン(P)盤を挙げておく。

カラヤン英雄 さん | 岩手県 | 不明

1

Recommend Items