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ごはんのことばかり100話とちょっと 朝日文庫

Banana Yoshimoto

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022647054
ISBN 10 : 4022647051
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2013
Japan

Content Description

日々の家庭料理がやっぱり美味しい。子どもが小さいころの食事、献立をめぐってのお姉さんとの話、亡き父の吉本隆明さんが作った独創的なお弁当、一家で通った伊豆の夫婦の心づくしの焼きそば…ぎょうざ、バナナケーキ、コロッケのレシピと文庫判書き下ろしエッセイ付き。

目次 : ごはんのことばかり100話とちょっと/ おまけ、ともちゃんと姉の料理レシピほか/ おまけの1話

【著者紹介】
よしもとばなな : 1964年東京都生まれ。作家。日本大学芸術学部文芸学科卒。87年「キッチン」で海燕新人文学賞、88年同作で泉鏡花文学賞、89年『TUGUMI』で山本周五郎賞、95年『アムリタ』で紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』でドゥマゴ文学賞を受賞。海外での評価も高く、イタリアのスカンノ賞、フェンディッシメ文学賞、カプリ賞などを受賞し、諸作品は30数カ国で翻訳、出版されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ついつい忙しさにかまけて、機械的に食べ物...

投稿日:2021/04/09 (金)

ついつい忙しさにかまけて、機械的に食べ物を口の中に入れてしまう…そんな時こそあえて読みたい1冊。自分の心も身体も人生も、自分が食べたものから紡ぎだされるということを改めて痛感させられました。さて!今日、何食べようか…。

stelle さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • masa@レビューお休み中

    どこまでもごはんの話ばかり書かれたエッセイだ。しかも、100話以上も食べ物の話を書いているのにまったくもって重たい感じがしないんですよね。ばななさんが作る料理から、父・吉本隆明さんの料理、友人や料理家、カフェ、喫茶店、飲み屋、レストランなどなど、ほんとうにひたすらごはんにまつわる話ばかりが書かれています。水餃子、わかめスープ、タコ飯、沖縄そば、ラタトゥイユ、ポークジンジャーなどなど、さまざまなごはんがでてきちゃいます。食のエッセイとしてではなく、ばななさんの日常や思考をかいま見る的な楽しみ方が良いのかな。

  • Shoji

    食にまつわるほんわかエッセイ。生産者を知ってる素材を使って、知ってる人が調理したものを食べるのが一番おいしくて安心安全だ。この本にはジャンクフードは出てこない、かと言って高級素材も高級料理も出てこない。当たり前の毎日の食生活こそ大切にすべきだと感じた。

  • ユメ

    ばななさんのお家の食卓は、料理が歌い出しそうな賑やかさ。色々な人が台所に立ち、ばななさん自身も色々な人から教わったレシピを作り、食卓の上は多国籍。そのフレンドリーさが、ばななさんの小説からいつも感じる大らかな優しさと通じていた。真心のこもった料理を出す人は天国に貯金をしているという考え方はすごく素敵だなと思ったし、その一方で何もかもきちんとしなければと家事に根を詰める必要はないとも書かれていて、そのバランスのよさがばななさんの稀有な魅力なのかもしれない。食べてくれる人への誠実さを持って料理をしたいと思う。

  • もんらっしぇ

    「ばなな」ってそもそもペンネームですよね。以前から感じてました、著者は相当の食いしん坊に違いないと…日頃のごはんのエピソードを率直にサラサラっと纏めた気取らない本。食に対して好奇心旺盛で貪欲で。でも彼女なりの審美眼・基準みたいなものも。これを作って食べた・こんな店に行ったという下手すれば素人のブログのような内容も、ところどころ死の匂いが漂う筆致はさすが日本のみならず世界でも認められた作家というべきか。稀代の思想家、父・吉本隆明また母親の想い出話も興味深く、とはいえ気軽にそして旨そうで羨ましく読める一冊。

  • nemuro

    読了は、たぶん『キッチン』、『TUGUMI』など初期作品の頃以来。とも思いつつ、でも購入本はそこそこありそうだなぁと念のため本棚を探してみたら意外にあって8冊(吉本ばななが2冊でよしもとばななが6冊)。“しりとり読書”の53冊目としての今回。せっかくなので『哀しい予感』あたりから近々に読み進めてみようか。さて、本書。まさか前政権にて平然と多用されていた“ご飯論法”に毒された訳でもあるまいが、タイトルをうっかり狭義(お米のご飯)に捉えてしまい、反省。102話に「宇宙一の食いしん坊な私」とあって可笑しかった。

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