CD

Goldberg Variations: 鈴木理賀(Cemb)

Bach, Johann Sebastian (1685-1750)

User Review :4.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
FOCD20061
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

鈴木理賀/ゴルトベルク変奏曲

・J.S.バッハ/ゴルトベルク変奏曲 ト長調 BWV.988
 鈴木理賀(チェンバロ)
 解説:青島広志

【鈴木理賀】
東京生まれ。東京音楽大学チェンバロ科を実技優秀賞を得て卒業。同大学研究科1年修了。チェンバロを及川眞理子、渡邊順生氏に、室内楽、バロック奏法を大竹尚之氏に師事。ユゲット・ドレフェス、トン・コープマンに指導を受ける。
 卒業後は各地の演奏団体とJ.S.バッハのチェンバロ協奏曲を協演するなど、ソリストとしての活動のほか、N響メンバーによる弦楽合奏団、東京フィルハーモニー室内合奏団のチェンバロ奏者として度々演奏会に出演。また室内楽奏者としても幅広く活躍している。(フォンテック)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

★
★
★
★
☆

4.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
☆
『ゴルトベルク変奏曲』といえば、“なんと...

投稿日:2014/10/04 (土)

『ゴルトベルク変奏曲』といえば、“なんとかの一つ覚え”のように 「グールド!」「グールド!!」という輩に辟易しながら、 いろいろな演奏をじっくり聴いてみたいと思って聴いている。 鈴木は曽根麻矢子や西山まりえと同年輩のようであるが、 無名の奏者といってよいだろう。 しかし、気持ち悪いぐらいにテンポを揺らし、リズムを知らない 西山とは比べものにならないほどの正統的な演奏である。 テクニックでもバロック演奏法でも、西山なんかは足元に及ばない。 一聴しただけでは無味乾燥で面白みに欠けるように聞こえるが、 非常にしっかりとした骨格をもって演奏するレオンハルトや バッハに挑みかかろうとする曽根と比べると、 鈴木の演奏は、万人に受け入れられるのではないだろうか。 あえて繰り返しを無視して演奏しているが、テンポがゆったりなので、 繰り返しをしたら飽きられてしまう。こういう判断だったのだろうか。 あるいは、まったく同じように繰り返すのか、それとも 繰り返しで装飾を変えるなど、変化を持たせるようにするか、 その判断もできなかったのかもしれない。 第16変奏が終わった後、長めの休止をとって、 前半部と後半部を意識的に分けているし、 後半部は、前半部よりも生き生きと弾いている。 自身のライナーノーツによれば、テープを回しっぱなしにして 録音したようだから、弾いているうちに乗ってきたのであろう。 前半から後半のような“ノリ”があったら、 もっと楽しく聴くことができたと思う。

古楽器奏者 さん | 東京都 | 不明

0

Recommend Items