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6 Cello Suites : Casals (2CD)

Bach, Johann Sebastian (1685-1750)

User Review :4.5
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
232675
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

カザルス/J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全集(全6曲)

【収録情報】
CD1
・組曲第1番ト長調BWV1007(1938年6月2日、パリ録音)
・組曲第2番ニ短調BWV1008(1936年11月25日、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ録音)
・組曲第3番ハ長調BWV1009(1936年11月25日、ロンドン、アビー・ロード・スタジオ録音)
CD2
・組曲第4番変ホ長調BWV1010(1939年6月13-16日、パリ録音)
・組曲第5番ハ短調BWV1011(1939年6月14-15日、パリ録音)
・組曲第6番ニ長調BWV1012(1938年6月3日、パリ録音)
 パブロ・カザルス(チェロ)

 録音方式:モノラル(セッション)
 原盤:EMI

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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楽しめるカザルス「無伴奏」です。 この頃...

投稿日:2022/09/10 (土)

楽しめるカザルス「無伴奏」です。 この頃はあまりレビューを書かないのですが、このDOCUMENTS盤は各販売会社でも殆ど廃盤扱いで、かろうじてHMVで、「メーカー取り寄せ」商品として残っている危うい状態ですので、一筆啓上。 旧EMI WanerのSACD Opus蔵 naxos といろんな複刻盤を聴いてきましたが、このDOCUMENTS番が最も優れています。 復刻は技術もさることながら、より状態のよい原盤を探すことが第一と思いますが、この演奏に限っては、大元のEMIのオリジナルの状態が最適状態とはいえないようです。 このDOCUMENTS盤は、どこかで保存状態のよい初期のSP盤を入手したのだと思われます。 音の状態の自然さ、音域の安定性、細部の表出、音の生々しさ、どれをとっても一番で、身構えることなく、カザルスの演奏を楽しめます。 これでやっとフルニエ、ナヴァラ等の昔の演奏だけではなく、ロストロ、マイスキー、ビルスマ等の演奏と同じスタンスでカザルスの至芸を楽しむことができます。   勿論、男性的で現代には無い志の高い演奏スタイルですので、好き嫌いはあると思いますが・・・・。

ばんどうくじら さん | 福岡県 | 不明

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これまでカザルスの演奏はGR盤のLP、オーパ...

投稿日:2012/06/09 (土)

これまでカザルスの演奏はGR盤のLP、オーパス蔵の1回目のCDとこのDocumentsだけで、他の復刻CDを聴いていないのであまり比較はできないが、オーパス蔵より、そしてGRのLPよりはるかにいい復刻といえる。ノイズは殆どなく、それでいて高音、低音などチェロの弦の音がしっかりと聴ける(弦のうなり音まで聴こえる)。改めて聴いてみると、カザルスは当時としてはかなりの演奏技術をもっていることがわかる。そしてその気迫、推進力、バッハへの思いなど、やはり歴史的名演奏であると確信します。現在ではカザルスよりはるかに上手で、表現力のあるチェリストはたくさんいますが、我々の心に届く演奏はそんない多くはない。一方、このCDはカザルスが単なる懐古趣味でもなんでもなく、他のチェリストと伍して素晴らしい演奏家であったことを認識させる不滅の演奏であると確信します。

STRAD さん | 千葉県 | 不明

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LP化したエンジェルGR盤で長く聴いていたも...

投稿日:2010/12/14 (火)

LP化したエンジェルGR盤で長く聴いていたもので3枚各々の説明・解説とともに紺地に金ラベルのジャケットが特徴でした。更にCD化それも本盤の様にいろいろな音色技術で改訂復刻盤がリリースされて私などには正直フォロー出来ていないのが現状です。たヾ1930年代後半カザルスが小生の年頃での収録、今となっては音状態は勿論演奏技術自体も幾らでも優れている盤は他に散見されるのに彼の本家物というかとにかく曖昧さの無い人生肯定的な悠々とした精神性はクラシック録音盤の「最高」の一角を占めるのに充分だと思います。復刻音質状態は様々であっても基本的には内面精神と外面造形はきっちり聴けチェロ作品としては無論のことカザルス演奏盤としてベートーヴェンのチェロソナタが新約聖書とするならバッハの無伴奏組曲はチェロの旧約聖書に位置づけられることを再認識する本盤です。データ的なものだけは記しておきますね。第1番(1938年録音、演奏タイム計16’00)、第2番(1936年録音、演奏タイム計19’53)、第3番(1936年録音、演奏タイム計20’18)、第4番(1939年録音、演奏タイム計22’40)、第5番(1939年録音、演奏タイム計22’11)、第6番(1938年録音、演奏タイム計28’03)と夫々なっております。何れにしても最低どの盤でも良いのでとにかく先ず手元に置きあとは違う盤でその違い等を楽しむことかと思います。こと演奏に関しては今更何のコメント付け加える必要もないクラシック・レコード中の古典、最高ランクでありましょう。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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