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Violin Sonatas Nos.1-6, etc : Deuter(Vn)Grisvard(Cemb)B.Mate(Vc)

Bach (1685-1750)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
EL1131
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

古楽界屈指の名ヴァイオリニスト、
ドイターによるバッハ珠玉のヴァイオリン・ソナタ集!


古楽界を牽引してきた稀代の名手、フロリアン・ドイターによるヴァイオリン・ソナタ集。ドイターといえばムジカ・アンティクァ・ケルンのリーダーとしての姿が馴染み深いですが、コープマン率いるアムステルダム・バロックオーケストラや、ミンコフスキ率いるレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルなどにおいても幅広く活躍している屈指の名ヴァイオリニストでもあります。グリスヴァードは、これまでにもドイターと共演した経験があるチェンバロ奏者。今回収録された曲は比較的チェンバロの存在感が強いですが、ドイターがモダン楽器を使っていることもあり、ヴァイオリンの存在もしっかり感じられる演奏といえましょう。安定したアンサンブルとドイターの柔らかくも芯のある音色を堪能できる豪華2枚組のおすすめ盤です。(キングインターナショナル)

【収録情報】
CD1
J.S.バッハ:
・ヴァイオリン・ソナタ第1番ロ短調 BWV 1014
・ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 BWV 1015
・ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ長調 BWV 1016
・ヴァイオリン・ソナタ第4番ハ短調 BWV 1017
CD2
・ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ短調 BWV 1018
・ヴァイオリン・ソナタ第6番ト長調 BWV 1019
・ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 BWV 1023
・ヴァイオリン・ソナタ ト長調 BWV 1021

 フロリアン・ドイター(ヴァイオリン)
 フィリップ・グリスヴァード(チェンバロ)
 バラージュ・マーテー(バロック・チェロ)

 録音時期:2008年9月
 録音場所:ドイツ放送カンマームジークザール
 録音方式:デジタル(セッション)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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非常にクリーンで輝かしく、また誠実な素晴...

投稿日:2012/02/09 (木)

非常にクリーンで輝かしく、また誠実な素晴らしい演奏と思います。J.S.Bachのヴァイオリンとチェンバロのための6つのソナタは、無伴奏Vlnのための6曲と並んで、一つ一つが宝石のような作品集ですが、歴史上無伴奏作品に比較すると名演奏に恵まれにくい。Vn一本で勝負する、ある意味抽象的な性格の無伴奏作品と異なり、明らかな社交性を持った機会音楽としての室内楽であるヴァイオリンとチェンバロのためのソナタは、演奏技術・楽器の音色・チェンバロ奏者など様々な制約があり、その全てを満たす名盤は数えるほどもない、というのが個人的な実感です。不勉強にしてF.Deuterが昔から慣れ親しんだMusica Antiqua Kolnのリーダーであったことは知らなかったのですが、一点の曇りもない高い演奏技術、ヴィブラートを全くつけないバロック演奏ながら、音楽が痩せる印象は微塵もなく、膨らみのある素晴らしい音色に聴き惚れてしまいます。何よりもその演奏はBachの音楽構造を厳格に再現する以外の余計な要素を排除し、バロック音楽としての装飾は結構豊かに使用しても、音楽の骨格を阻害しない極めて控えめで上質なもので、さすがに長年に亘って幅広い時代と地域の音楽を演奏してきただけあると感心させられました。共演のチェンバロはまだ非常に若いですが、しっかりした技術と音楽性を持った信頼できる演奏ぶりです。6つのソナタ以外に、Bachの真作であることが確定している通奏低音付きのソナタ2曲を収録しているのも、高い見識を感じます。欲を言えば、BWV1019の美しい旧楽章も収録して欲しかったですが....。ともあれ、現在得られる数少ない、正統的で美しい、J.S.Bach/ヴァイオリン・ソナタ集と言えるのではないでしょうか。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

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