Bach (1685-1750)

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Sonatas & Partitas For Solo Violin: Benjamin Schmid

Bach (1685-1750)

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Item Details

Genre
:
Classical
Catalogue Number
:
74321.72113
Number of Discs
:
2
Label
:
Arte Nova *cl*
Release Country
:
Germany
Format
:
CD

Product Description

ベンヤミン･シュミット<br>バッハ：“無伴奏”全曲<br>　ハイフェッツやシェリングの黄金時代の巨匠演奏とは全く違った新鮮な演奏です。<br>　最近の同じくモダン楽器演奏によるクレーメル盤やツェートマイヤー盤、古楽器のポッジャー盤などのユニークな路線に名を連ねる資格十分のその演奏は、ゲーラー盤のように特殊な楽器を用いることなく“オルガン的”なサウンドを志向したものともいえるでしょう。<br>　シュミットはモダン･ヴァイオリンを使用して、そこにバロック的奏法を取り入れることによってこの作品を演奏しており、特に各曲ごとの強弱の差とテンポの設定は、造形面でのインパクトも著しく、非常に斬新な効果を上げることに繋がっています。<br>　彼は演奏に際し、このように述べています。｢使用している1707年製のストラディヴァリには、スティール弦を張り、ノン･ヴィブラート奏法を使用することで、ガンバのような音色を獲得している。それがこの曲ではバッハのオルガン作品を思い起こさせてくれる｣と。<br>　革ジャンをはおった彼の風貌は、クラシックの演奏家には見えにくいものですが（ジャケット裏の写真）、実際、彼はジャズの演奏もおこなうということなので、そのいわば「きっぷの良い」演奏内容も、そうした方面での経験が生かされてのことと考えれば納得も容易です。<br>　一度は耳にしておきたい興味深い演奏だと言えるでしょう。<br><br>　ベンヤミン･シュミット<br>1968年ウィーン生まれ。生地やザルツブルク、フィラデルフィアで学び、アーノンクール、S･ヴェーグ、H･シフ、J･ゾーンライトナーに大きく影響を受けた。数多くのコンクールで優勝し、欧州各地の主要オーケストラ、有名指揮者と共演。96〜99年までモーツァルテウムの客演教授も務める。ジャズにも年少から興味を持ち、自らのアンサンブルも主宰しており、グラッペリとの共演歴もある。１707年製ストラディバリ｢ブリュストライン｣を使用している。2000年10月来日予定。

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Comprehensive Evaluation

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　　實に心地好い緩急強弱の揺れ、軽快至極...

投稿日：2013/03/24 (日)

　　實に心地好い緩急強弱の揺れ、軽快至極。今迄手にする事が無かったのが残念です。新たな愛聴盤に成りました。Peter Bruns 盤と並べ這の Benjamin Schmid 盤も複本を買い求め、車内で専ら聴いております。運転中ずっと聴いていられるとというのが音楽として最高ではないかと、密かに思って居ります。　― cd1 途中に何か物を落としたか扉の閉まる様な音も入っているのもご愛嬌。

四郎右衛門 さん | 大阪府 | 不明

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下記レエル氏の「軽快清楚」との表現がまず...

投稿日：2010/12/23 (木)

下記レエル氏の「軽快清楚」との表現がまずは的確。この作品を聴くに際し、重厚感溢れるシェリングの演奏に向かい合うだけの気力に欠ける時、私はこの演奏を聴きます。初めて耳にした時の「もう少しねっとり歌ってくれても…」との感は何度か聴き返すうちに消えてしまい、この演奏の持つ透明感、繊細さに魅了されることとなりました（星五つでないのは同演奏者のイザイの演奏がさらに素晴らしかったと感じたので）。ところで、別リンクにレビューが一件あり拝読しましたが、私には原理主義者の戯言としか思えませんでした。

たけちゃん さん | 福島県 | 不明

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ここではファンダールの天と地に見事に調和...

投稿日：2007/12/21 (金)

ここではファンダールの天と地に見事に調和する美しさや、あるいはクレーメルの強大な横暴をはらむ激烈さはないが、極僅かな湾曲や微妙な膨らみ、微かに弧を描く均整のとれた美しい世界がある。 演奏は派手な幼児性や極端な表情、下品な表現はなく軽快清楚なイメージで好感が持てるし、最近こういう演奏は稀有のことであるが、神々しさや教会が与える飛翔するような荘厳響きはない。

レエル さん | 不明

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