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Johannes-Passion: John Butt / Dunedin Consort, J.Lunn, Wilkinson, Mulroy, Brook (2CD)

Bach (1685-1750)

User Review :3.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
CKR419
Number of Discs
:
2
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

通常CDで登場
ダニーデン・コンソートの『ヨハネ受難曲』!
典礼で演奏されたバッハの受難曲を再現


『マタイ受難曲』の1742年頃最終演奏版、『ミサ曲ロ短調』のリフキン校訂ブライトコップ版2006など、様々な異稿の発掘や復元に取り組み、バッハ演奏のスペシャリスト、音楽学者、研究家としても高名なジョン・バットがここで挑んだのは「典礼において演奏されたJ.S.バッハの受難曲の再現」。ダニーデン・コンソート(ダンディン・コンソート)との『ヨハネ受難曲』は、バッハゆかりの地ライプツィヒにおいて聖金曜日の晩課の際に演奏された曲目構成をそのまま復元するという、音楽史的観点からも意義深い研究の成果です。
 『ヨハネ受難曲』ではダニーデン・コンソート、『コラール』や『モテット』ではグラスゴー大学チャペル合唱団や教会の会衆の合唱団、また『オルガン前奏曲』ではグレイフライアーズ教会のコリンズ・オルガンがそれぞれ役割を担うことによって、典礼でのヨハネ受難曲の復元だけでなく、演奏当時の臨場感の再現も目指しています。J.S.バッハの『ヨハネ受難曲』が演奏されたライプツィヒの聖金曜日の晩課が、数世紀の時を越えて現代に再現されます。
 CKD419(SACDハイブリッド盤)からの移行再発売。(輸入元情報)

【収録情報】
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲〜典礼において演奏されたバッハの受難曲の再現(世界初録音)


● J.S.バッハ:コラール前奏曲『イエスが十字架にかかりたまいし時』 BWV.621
● シャイン:会衆のコラール『イエスが十字架にかかりたまいし時』
● ブクステフーデ:前奏曲嬰ヘ短調 BuxWV.146
● J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV.245(第1部)
● J.S.バッハ:コラール前奏曲『おお罪なき神の小羊よ』 BWV.618
● 作曲者不詳:会衆のコラール『おお罪なき神の小羊よ』
● J.S.バッハ:コラール前奏曲『われらを救いたもうキリストは』 BWV.620
● J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV.245(第2部)
● ガルス:モテット『見よ、ただしき人が死にゆく様を』
● 作曲者不詳:応唱、特祷、祝祷
● シャイン:神の恩寵われらにあり
● J.S.バッハ:コラール前奏曲『いざもろびと神に感謝せよ』 BWV.657
● クリューガー:会衆のコラール『いざもろびと神に感謝せよ』

 ニコラス・マルロイ(エヴァンゲリスト/テノール)
 マシュー・ブローク(イエス/バス)
 ジョアン・ラン(ソプラノ)
 クレア・ウィルキンソン(アルト)
 ロバート・デイヴィス(バリトン)
 グラスゴー大学チャペル合唱団
 ダニーデン・コンソート
 ジョン・バット(指揮、オルガン)

 録音時期:2012年9月10-12日、11月2日
 録音場所:エディンバラ、グレイフライアーズ教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

Customer Reviews

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音楽学者でもプロの音楽家でも無いので、こ...

投稿日:2014/03/23 (日)

音楽学者でもプロの音楽家でも無いので、この演奏の構成の細部にどの程度歴史的根拠があるか、は判定する能力がありませんが、ヨハネにせよマタイにせよ、当時の典礼における役割があり、それに組み込まれた一部であったのは常識ですし、おそらく実際の演奏においてこのような試みは(録音は別として)海外において、決して初めてではないと想像されます。また全体としても、確かに構成は説得力のあるもので、興味深いCDではあると考えられます。ただ、反面、特にコーラス・独唱含めた声楽を主として、演奏に非常に粗い部分がめだち、最初のシャインなど、ちょっと聞くに耐えない部分があります。中核になるヨハネも、演奏面でも指揮者の力量としても、中庸にまとめて決して特殊な解釈を押し付ける部分がないのは好感が持てますが、どこをとっても平均以上の部分はなく、とても近年の数あるヨハネの名演奏と同列の、感動を得られるレベルではありません。あくまで興味深い資料的な価値が第一の盤ではないでしょうか。J.Buttが監修をして、演奏をヘレヴェッヘ辺りに任せれば、かなりの名盤になった可能性はあると思うのですが…。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

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