ミケーレ・バルキ/バッハ:様々な作曲家からの編曲による協奏曲集
イタリアの様式を学ぶため、他の作曲家の様々な楽器のための協奏曲を独奏チェンバロ用に編曲していたJ.S.バッハ。イタリアのチェンバロの名手バルキによる、張りのある音色とテンポ感で、また1つ斬新なバッハ像が描き出されました。(ワーナーミュージック・ジャパン)
【収録情報】
J.S.バッハ:
● 協奏曲ニ短調 BWV.974(A.マルチェッロ:オーボエ協奏曲第2番からの編曲)
● 協奏曲ハ長調 BWV.977(原曲不明:ヴィヴァルディ?)
● 協奏曲ロ短調 BWV.979(トレッリ:ヴァイオリン協奏曲ニ短調からの編曲)
● 協奏曲ハ短調 BWV.981(B.マルチェッロ:ヴァイオリン協奏曲からの編曲)
● 協奏曲変ロ長調 BWV.982(J.エルンスト公子のヴァイオリン協奏曲集(テレマン編集により1718年フランクフルトにて出版)からの編曲)
● 協奏曲ト短調 BWV.983(原曲不明)
● 協奏曲ハ長調 BWV.984(J.エルンスト公子のヴァイオリン協奏曲集(テレマン編集により1718年フランクフルトにて出版)からの編曲)
● 協奏曲ト短調 BWV.985(テレマンの協奏曲集からの編曲)
● 協奏曲ト長調 BWV.986(原曲不明)
● 協奏曲ニ短調 BWV.987(原曲不明)
ミケーレ・バルキ(チェンバロ)
録音時期:1998年12月、1999年3月
録音方式:ステレオ(デジタル)
【ワーナー・クラシックス『オリジナーレ』シリーズ】
バッハやモーツァルトの『時代の音』。
テルデック&エラートの貴重なオリジナル楽器録音、待望の再発売!
メジャー各社、古楽の専門レーベルを設立しており、中でもエラートとテルデックは最古参のレーベル。
約50年前よりテルデックでは、ピリオド楽器を用いた演奏の録音を開始しており、当時は“斬新なレーベル”として一世を風靡。
当時発売となった作品は廃盤となっている作品も数多く、この度人気作品を再発売!
● 仕様:CD
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【『古楽』について】
『古楽』(初期音楽/Early Music)は、古典派音楽よりも古い時代の音楽=中世、ルネッサンス、ごく初期のバロック音楽の総称(日本ではバロック音楽すべてが含まれる場合もある)。根強い、多くのファンをもっており、90年代には『癒しの音楽』として、グレー・ゾーンに至るまでファン層が広がっていた。
作曲された時代の楽器、演奏方法は、時代を経るにつれ変遷を遂げてきている。一方『古楽』ジャンルの録音は、19世紀から20世紀にかけて確立されたクラシック音楽の演奏様式ではなく、現代の楽器とは異なる当時の楽器で、音楽史研究に基づいて、作曲当時の演奏様式にのっとった演奏によるもの。今回の『オリジナーレ』選定にあたっては、奏法、楽器にポイントを置いて選定した。 (ワーナーミュージック・ジャパン)