CD

Fritz Werner Bach Edition Vol.2 / Cantatas (2)

Bach (1685-1750)

User Review :4.5
(5)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
WPCS11782
Number of Discs
:
10
Format
:
CD

Product Description

ハインリッヒ・シュッツ合唱団を創設し、ドイツの合唱界を先導してきたフリッツ・ヴェルナー。彼がエラート・レーベルに残したバッハの全録音のCD化第2弾。温かく包み込むような滋味豊かな演奏だ。(CDジャーナル データベースより)

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私がバッハのカンタータをリヒター、トーマ...

投稿日:2012/02/02 (木)

私がバッハのカンタータをリヒター、トーマス等であれこれ聴いていた若い頃に、やはりカンタータ作品に詳しい同好者先輩のレコード・ライブラリーにはF.ヴェルナー指揮によるLP盤がかなりあり当時ですらちょっと地味なシリーズ盤であったから何か新世界を発見した思いになったものです。勿論、その先輩のお宅に通って有名曲を聴かせていただいたわけですが、例えばリヒターの峻烈な演奏とは異なり、ヴェルナーのバッハは温かで穏当な解釈を特徴とし「優しさと慈愛に満ちた」演奏の印象を持ったものでした。その後私は演奏者名に日本人名があるのに気づきその飯山恵巳子(S)の参加しているBWV51&BWV92収録のLPを求めて聴き込みました。特に前者は結婚カンタータとしても有名なカンタータで他の演奏盤との聴き比べも楽しんだものです。本盤はヴェルナーが1959〜1974年頃に演奏録音した膨大な量のバッハのカンタータ及び受難曲、オラトリオ集を三つのアルバムにまとめて出された一つで勿論殆ど聴いてはおらず前述の先輩宅での聴きかじりや手元LP等の聴き比べからの類推感想で大雑把なものであります。さて、本盤BWV51については1961年ヴェルナー63歳、飯山27歳頃で又トランペットのM.アンドレ28歳の時の演奏で(オーケストラはハイルブロンCO)演奏タイムは5曲トータル18’45となっております。演奏自体はほヾ同時期のリヒター、ミュンヒンガー等幾分派手なマーケティングの後塵を拝す形で地味な感じがしますが真摯な演奏への取組みは、そう特別な演奏会ではなくごく普通の演奏会を思わせるものがあります。録音(一応ステレオ)のせいか正直やヽふくらみ・豊かさに欠けるきらいがありますが素晴らしいです。このBWV51演奏はヴェルナーにとっては二度目で一回目は1957年I.ライヒェルト(S)、W.クライスレ(トランペット)、オーケストラはバーデン・バーデン南西RSO、タイムトータル21’17のモノラル録音(本盤シリーズには含まれておりません)があった事をメモしておきましょう。この様に本盤収録曲の中でも新旧録音分が幾つかある様で大抵旧演奏はモノラルであります。周知の如く他の多くの曲での合唱はヴェルナー自ら創設したハインリッヒ・シュッツ合唱団が受け持ちオーケストラは先のハイルブロンCOの他にプフォルツハイムCOが担当している場合もありますが何れも基本的には暖かく包み込む様なフィーリングが聴き処だと推量されます。マァ余程のマニアでもなければ手を出しにくいシリーズではありますがバッハ声楽作品演奏史上忘れてはならない資料でもあります。なお、私はヴェルナー指揮のバッハ声楽作品で「ヨハネ受難曲」も大変気に入ってLPで未だに聴いております。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

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飯山恵已子先生です。70歳を過ぎられた今は...

投稿日:2012/01/17 (火)

飯山恵已子先生です。70歳を過ぎられた今は日本でドイツ歌曲のエキスパートとして後進の指導にあたられています。

moondecem さん | ZIMBABWE | 不明

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収録曲数が多いので特に気になったことに絞...

投稿日:2011/08/28 (日)

収録曲数が多いので特に気になったことに絞って書くことにした。 BWV51のソプラノ歌手名がEmiko Iiyamaとなっている。 小生は存じ上げていないが、日本人?? BWV51はギーベル(指揮はクルト・トーマス)の録音が小生の大好物であった。このCDを買ったときはBWV51のトランペットをモーリス・アンドレが吹いていることが嬉しかったのだが、曲を聴き始めたらソプラノの歌声に魅了されてしまった。 小生如き素人がこれら二人のソプラノ歌手を比較して論ずるなどおこがましいにも程がある。どちらの録音も生涯の宝である。

食券乱用 さん | 神奈川県 | 不明

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