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Cantatas Vol.25 : Rudolf Lutz / J.S.Bach Stiftung Orchestra & Choir

Bach (1685-1750)

User Review :4.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
B667CD
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

J.S.バッハ:カンタータ集 第25集

このアルバムには「降誕節第1日」のためのコラール・カンタータ HWV.91、女性詩人ツィーグラーの台本を用いた「聖霊降臨節第3日」のためのBWV.175と「市参事会交代式」のためのBWV.29の3曲を収録。
 高らかに神への賛美が歌われる第91番、牧歌的なレチタティーヴォで幕を開け、終始祈りを捧げる穏やかな第175番、そして通常の典礼用とは若干異なるBWV.29は、ライプツィヒ市への神の庇護を祈るための曲であり、オルガン・ソロの見せ場が華やかな第1曲のシンフォニア(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番の前奏曲からの転用)から聴きどころの多い曲です。(輸入元情報)

【収録情報】
J.S.バッハ:
1. カンタータ第91番『イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ』 BWV.91
2. カンタータ第175番『彼は羊らの名を呼びたもう』 BWV.175
3. カンタータ第29番『神よ、われら汝に感謝す』 BWV.29


 モニカ・マウフ(ソプラノ:1)
 マルゴット・オイツィンガー(アルト:1)
 ベルンハルト・ベルヒトルト(テノール:1)
 ペーター・コーイ(バス:1)
 ミリアム・ベルリ(ソプラノ:2)
 マリアンネ・ベアーテ・キーラント(アルト:2)
 ゲオルク・ポップルッツ(テノール:2)
 ドミニク・ヴェルナー(バス:2)
 ユリア・ゾフィー・ヴァーグナー(ソプラノ:3)
 ロスヴィータ・ミュラー(アルト:3)
 ベルンハルト・ベルヒトルト(テノール:3)
 ファブリース・エヨーズ(バス:3)
 バッハ財団合唱団
 バッハ財団管弦楽団
 ルドルフ・ルッツ(指揮、チェンバロ)

 録音時期:2016年12月23日(1)、2015年5月22日(2)、2013年8月23日(3)
 録音場所:Evangelischen Kirche, Trogen AR
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

Customer Reviews

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Rudolf Lutz/J.S.Bach-Stiftung St. Gallen...

投稿日:2021/05/06 (木)

Rudolf Lutz/J.S.Bach-Stiftung St. Gallenのカンタータ第25集。今回も3曲の選曲に特に脈絡は感じないものの、すべて高水準のピリオド演奏。まず降誕祭のためのBWV91「讚えられよ、イエス・キリスト」は、クリスマス・カンタータとしてはどちらかと言えば目立たない小規模なもの。この曲にはS.KuijkenのOVPP盤が比較的記憶に新しいところですが、Rudolf Lutzらの演奏は自然な流れとクリスマスらしい華やかさをもった好演で、甲乙つけがたいところです。K.Richterの演奏もあるBWV175「彼は羊らの名をよびて」は、聖霊降臨節日曜日のためのものですが、小規模ながら結構入り組んだ内容を表現する佳品で、演奏は決して容易ではないと思われます。ここでの演奏もピカイチという程ではないにせよ、曲の持ち味に寄り添って好感のもてるものに仕上がっています。最後のBWV29は市参事会交代式のための祝典用の曲で、パロディに溢れた華やかなもの。冒頭曲が無伴奏ヴァイオリン・パルティータ3番のPrelude、次がロ短調ミサのGratias/Dona nobis pacemと名曲の転用で、当然全体のまとまりは重視されないものの、当時の演奏効果は抜群であったでしょう。Rudolf Lutzらの演奏は過度に華やかさを強調しすぎない、堅実なもので、安心して聴ける好演です。全体として目立たない盤ではありますが、これらの曲ひとつひとつにとって、過去の演奏者に劣らない良心的な選択肢ではないかと思いました。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

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