バッハゆかりの街ライプツィヒを拠点とする
「ACCENTUS MUSIC」レーベルで録音された抜群の演奏を誇るカンタータ集
「ACCENTUS MUSIC」からリリースされている、優れた3つの合唱団とオーケストラによるJ.S.バッハのカンタータ集をまとめたボックス・セット。
ディスク1は、ベルリン古楽アカデミーとミヒャエル・フォッレによる、ライプツィヒ時代にバッハが残した独唱カンタータの中でも傑作揃いのバスのためのカンタータ3曲を収録した1作。貫禄たっぷりの深みのある声をもつベテランのフォッレとベルリン古楽アカデミー&RIAS室内合唱団の安定した緻密なアンサンブルは必聴。
ディスク2には、合唱指揮者として確固たる地位を築いているハンス=クリストフ・ラーデマンとシュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊によるバッハのカンタータ集。「大天使ミカエルの祝日」用に書かれたカンタータを中心にしたアルバム。
そして最後のディスク3には、世界で最も歴史ある少年合唱団の聖トーマス教会合唱団とその第17代トーマスカントルのゴットホルト・シュヴァルツ(2016〜2021年)によるカンタータ集。ソリストには、ドイツのソプラノ歌手ジュリア・ソフィー・ワーグナー、アルトとテノールには同合唱団に在籍していたシュテファン・カーレとヴォルフラム・ラトケ、そしてフィッシャー=ディースカウにも師事したバリトンのトビアス・ベルントらが登場します。12世紀の聖トーマス教会完成とともに創設された聖トーマス教会少年合唱団。バッハはこの教会の音楽監督を務め、少年たちに指導をしながら作曲活動を行いました。ここに収録されている3つのカンタータ(BWV.33、17、99)はバッハがライプツィヒにいた頃のものです。
デジパック仕様。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
J.S.バッハ:バスのためのソロ・カンタータ集
1. カンタータ第21番『わがうちに憂いは満ちぬ』 BWV.21よりシンフォニア
2. カンタータ第82番『われは満ちたれり』 BWV.82
3. カンタータ第42番『この安息日の夕べに』 BWV.42よりシンフォニア
4. カンタータ第158番『平安なんじにあれ』 BWV.158*
5. カンタータ第169番『神にのみわが心を捧げん』 BWV.169よりシンフォニア
6. カンタータ第56番『われ喜びて十字架を担わん』 BWV.56
ミヒャエル・フォッレ(バス)
ロビン・ヨハンセン(ソプラノ:4)
RIAS室内合唱団
ベルリン古楽アカデミー
ラファエル・アルパーマン(オルガン、音楽監督)
録音時期:2016年12月
録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
Disc2
J.S.バッハ:カンタータ集〜とどまれ かたえに天使よ わが かたえに
1. カンタータ第19番『かくて戦おこれり』BWV.19
2. カンタータ第169番『神ひとり、わが心を知りたまわん』BWV.169
3. カンタータ第158番『平和汝とともにあれ』BWV.158
4. カンタータ第149番『人は喜びもて勝利の歌をうたう』BWV.149
シュトゥットガルト・ゲヒンゲン聖歌隊
レンネケ・ライテン(ソプラノ)
アンケ・フォンドゥング(アルト)
ベネディクト・クリスティアンソン(テノール)
ピーター・ハーヴェイ( バス)
デヴィッド・フランケ(オルガン)
ハンス=クリストフ・ラーデマン(指揮)
録音時期:2018年9月
録音場所:ナウムブルク、聖ヴェンツェル教会
Disc3
J.S. バッハ:カンタータ集
1. カンタータ第33番『ただ御身へと、主イエス・キリスト』BWV.33
2. カンタータ第17番『感謝の供えものを献ぐる者は、われを讃う』BWV.17
2. カンタータ第99番『神のみわざはすべてなされ』BWV.99
ライプツィヒ聖トーマス教会少年合唱団
ジュリア・ソフィー・ワーグナー(ソプラノ)
シュテファン・カーレ(アルト)
ヴォルフラム・ラトケ(テノール)
トビアス・ベルント(バス)
ザクセン・バロックオーケストラ
ゴットホルト・シュヴァルツ(指揮)
録音時期:2018年10月
録音場所:ライプツィヒ、聖トーマス教会
録音方式:ステレオ(デジタル)
デジパック