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Brandenburg Concertos Nos.1-6, Orchestral Suite No.2 : Bernardini / Zefiro (2CD)

Bach (1685-1750)

User Review :5.0
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
A452
Number of Discs
:
2
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


バッハ:ブランデンブルク協奏曲
ベルナルディーニ&アンサンブル・ゼフィーロ


「DHM」レーベルでのメジャー録音の数々をへて、2013年に再び「Arcana」レーベルに戻ってきたイタリア屈指の老舗古楽器集団ゼフィーロ。彼らが豊かな演奏経験の末、ついにバッハの合奏曲の最高峰ともいうべき『ブランデンブルク協奏曲』を全曲録音したというのは、明らかにひとつの「事件」と言えるのではないでしょうか。
 全体にアップテンポでスリリングな音運びでありながら、a’=398Hzというかなり低めのピッチでのサウンド作りは耳をひかずにおかない落ち着いた響き。曲の細部まで解釈の妙をじっくり味あわせてくれます。先にリリースされた一連の管弦楽組曲の録音では収録されていなかった、フルート独奏をともなう小編成の『管弦楽組曲第2番』まで今回のアルバムで聴けるのもうれしいところ。そして何よりの注目点は、やはり独奏者陣の豪華さと言えるのではないでしょうか。フルート(トラヴェルソ)のマルチェッロ・ガッティやトランペットのカッソーネなど同楽団おなじみの超実力派たちを横目に、オーボエとファゴット陣営も創設メンバーたちが大いに活躍するほか、リコーダーにはソリストとして圧倒的な存在感を放ってきたオベルリンガーが! さらに2017年の来日公演でも大いに日本の古楽ファンを魅了した俊才フランチェスコ・コルティが「第5番」のチェンバロ独奏をつとめ、第6番ではオーストリアの大御所ドゥフトシュミットをガンバ陣営に迎えているのも頼もしいところ。全トラックにわたり聴き手を飽きさせない、充実至極の最新録音がここにあります。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1

J.S.バッハ:
● ブランデンブルク協奏曲第1番ヘ長調 BWV.1046
● ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調 BWV.1047
● ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV.1048
● ブランデンブルク協奏曲第4番ト長調 BWV.1049

Disc2
● ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV.1050
● ブランデンブルク協奏曲第6番 変ロ長調 BWV.1051
● 5声の序曲 ロ短調(管弦楽組曲第2番)

 ゼフィーロ(古楽器アンサンブル)
 独奏:
 チェチーリア・ベルナルディーニ(ヴァイオリン&ヴィオリーノ・ピッコロ)
 ローレンツ・ドゥフトシュミット(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ブルーノ・ウルタド・ゴンサルヴェス(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
 ガエターノ・ナジッロ(チェロ)
 フランチェスコ・コルティ(チェンバロ)
 マルチェッロ・ガッティ(トラヴェルソ)
 ドロテー・オベルリンガー(リコーダー)
 ロレンツォ・カヴァサンティ(リコーダー)
 アルフレード・ベルナルディーニ(オーボエ)
 パオロ・グラッツィ(オーボエ)
 マグダレーナ・カロラク(オーボエ)
 アルベルト・グラッツィ(ファゴット)
 ガブリエーレ・カッソーネ(トランペット)
 ディレーノ・バルディン、フランチェスコ・メウッチ(ホルン)

 ピッチ a’=398Hz

 録音時期:2017年10月5日
 録音場所:ヴェローナ、リストーリ劇場
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)


Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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ブランデンブルク協奏曲は、そもそもどんな...

投稿日:2021/03/12 (金)

ブランデンブルク協奏曲は、そもそもどんな演奏でもみな楽しめる曲だと思っているが、本盤をはじめて聴いて耳が釘付けになった。生れ出る音が生き生きと躍動して、一瞬たりとも弛緩することがない。その昔廉価盤LPで親しんだ、クルト・レーデルとミュンヘン・プロアルテ管の奏でるおっとりとしたたたずまいも忘れがたいが、今やこれがファースト・チョイスになりそうだ。

やすさん さん | 北海道 | 不明

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この曲ではキレ最上で、各曲の出来不出来の...

投稿日:2021/03/05 (金)

この曲ではキレ最上で、各曲の出来不出来の差なく、全曲素晴らしい出来である。録音もかなり良く、オンマイクで音像が良く出てくる。演奏の熱量が高いこともあるからであろう。 レオンハルト盤と並んで私的ベストの1つとなる名盤である。

海尾水 さん | 神奈川県 | 不明

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愉しくまた感銘を以って聴いた ゼフィーロ...

投稿日:2018/11/20 (火)

愉しくまた感銘を以って聴いた ゼフィーロと幾ソロ楽器を奏でる名手の演奏に聴き入った ピリオド楽器とその奏法だからこそ描ける音の綾がバッハの残したスコアの伝える音像に生命と表情を蘇らせる それに加えてイタリア人の演奏がドイツやフランスのそれと異なることを弥が上に印象付けた 元々音楽の発生は歌と踊りとそして祈りによってもたらされた 音の波である音楽は運動と起伏の連続である 生き生きと動き趣の移ろいを明かす行いが演奏だろう このイタリア人が奏でるバッハは”ことば”なのだ 記号としての音符を音化するにとどまらず言語化している 抽象図形のバッハでなく具象へ 生きて語り歌うバッハをそこに現出させた 例えば第4協奏曲を聴くがいい 組曲第2番でも どれもこれもそこに生きるバッハがいて語り合える ソロや主旋律に気を取られず低声部や中声部に耳傾けても愉しめる こうした演奏は映像付きで頒布してほしいものだ 早速あなたも如何  

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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