Bach to Black -Bach English Suites Nos.1-6, Suites for Piano by African-American Composers : Sennet(P)(3CD)

バッハの『イギリス組曲』全曲の間に
黒人作曲家によるピアノ作品を挟んだユニークなアルバム！

アフリカ系作曲家のピアノ曲とバッハのイギリス組曲の第1番から第6番までを交互に配置しつつ、アフリカ系作曲家の作風の変遷を辿るセット。言うまでもなくクラシック、現代音楽は白系人種だけのものではありません。ジャズ、ロックなどポップス系以外のアフリカ系作曲家は決して多くはないものの19世紀から存在していました。ここに収められた中では古くはサミュエル・コーリッジ＝テイラー[1875-1912]から、最近では1955年生まれのジェフリー・マンフォードまで。彼らが最初は西洋音楽の模倣から始まり、次第に自己の真のアイデンティティに目覚め、個性を獲得するまでの過程がコンパクトに辿れる内容となっています。
　驚愕すべきはロシェル・セネットというアフリカ系女性ピアニスト。繊細で美しいタッチと見事にコントロールされたペダリングによるクリスタルのようなピアノの響きはこの上もなく美しいものです。（輸入元情報）

【収録情報】
Disc1
● J.S.バッハ：イギリス組曲第5番ホ短調 BWV.810
● コーリッジ＝テイラー：4つの性格的ワルツ Op.22
● J.S.バッハ：イギリス組曲第3番ト短調 BWV.808
● マンフォード：ボリスのための4つの舞曲

Disc2
● J.S.バッハ：イギリス組曲第6番ニ短調 BWV.811
● R.ナサニエル・デット：底辺で
● J.S.バッハ：イギリス組曲第2番イ短調 BWV.807
● H.レスリー・アダムズ：コントラスツ

Disc3
● J.S.バッハ：イギリス組曲第1番イ長調 BWV.806
● コーリッジ＝テイラー：アフリカ組曲 Op.35
● J.S.バッハ：イギリス組曲第4番へ長調 BWV.809
● フレデリック・ティリス：ピアノのための3つの楽章

　ロシェル・セネット（ピアノ）

　録音方式：ステレオ（デジタル）