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6 Cello Suites : Michiaki Ueno (2CD)

Bach (1685-1750)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
LDV1156
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


上野通明が描く、瑞々しいバッハ像

2021年ジュネーヴ国際コンクールの覇者、上野通明が26歳にして臨んだバッハの無伴奏全曲録音。4歳の頃にヨーヨー・マが弾く同作品の映像を観てチェロを学ぶ決意をしたという彼だけに、国際デビュー盤となるこのアルバムではぜひバッハを録音したいと強く望んでいたそう。録音場所についても、ドイツやオランダの教会を巡って音響を自ら確認し、ケルン郊外の教会を選んだというこだわりようです。
 その演奏は中庸のテンポを取りながら歌心に溢れ、隅々の音まで実に表情豊か。若い感性が大きなプラス要素となった、瑞々しい演奏を聴かせています。5弦のチェロ・ピッコロを想定して書かれたと言われる第6番についても、自身の愛器である4弦チェロ(製作者不詳のイタリア製)で演奏。非常に困難な挑戦ですが「どんなに大きな挑戦でもそれが報われるほど魅力的な曲」と語っており、良く伸びる音が素晴らしい効果を上げています。(輸入元情報)

【上野通明のコメント】
「〜実は、私はヨーヨー・マが《無伴奏チェロ組曲》を弾く映像を観てチェロを習いたいと思いました。4歳の時です。最初のうち、両親はただの気まぐれだと信じて疑いませんでしたが……。以来私は、《無伴奏チェロ組曲》に20年間、親しんできました。家族で違う国に引っ越すたびに、チェロの先生が変わりましたが、どの先生も私の《無伴奏チェロ組曲》の勉強にその都度、寄り添ってくださいました。バッハの音楽によって育まれた私には、今回のアルバムで《無伴奏チェロ組曲》以外のレパートリーを取り上げることは考えられませんでした。
今回の演奏が、この曲集に対する現在の私の理解を示すものでしかないことは自覚しています。もしかすると私は数年後に、この演奏に不満を抱くかもしれません……。とはいえ、これから先も一生“これでバッハの演奏は完結した”と 断言することなどできないと自分は思っています。〜」

【収録情報】
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 全曲

Disc1

● 第1番ト長調 BWV.1007
● 第4番変ホ長調 BWV.1010
● 第5番ハ短調 BWV.1011

Disc2
● 第2番ニ短調 BWV.1008
● 第3番ハ長調 BWV.1009
● 第6番ニ長調 BWV.1012

 上野通明(チェロ)

 録音時期:2021年11月24-26日(Disc2)、2022年5月3-7日(Disc1)
 録音場所:ドイツ、ホンラート福音教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 日本語解説付き

【上野通明(うえの・みちあき)】
1995年11月、パラグアイ生まれ。5歳の時に日本でチェロを学びはじめ、2001年にバルセロナへ移ってからは同地でイニャキ・エチェパレに師事した。2004年に日本へ帰国後は、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コース全額免除特待生として毛利伯郎に師事。2015年、オランダの名チェリスト、ピーター・ウィスペルウェイに招かれ19歳で渡独。デュッセルドルフ・ロベルト・シューマン音楽大学で更なる研鑽を積んだ。2021年からはベルギーのエリザベート王妃音楽院にも在籍し、ゲーリー・ホフマンとイェルーン・ロイリングに師事。
2007年、11歳の時に、東京のサントリーホールでラロのチェロ協奏曲のソリストを務め、協奏曲デビューを飾った。2009年、13歳の時には、若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクールで全部門を通じて日本人初の優勝者となった。翌年、ルーマニア国際コンクールの史上最年少の優勝者となり、あわせてルーマニア大使館賞、ルーマニア・ラジオ文化局賞を受賞。2014年にはヨハネス・ブラームス国際コンクールで優勝。2021年、ジュネーヴ国際コンクールのチェロ部門で日本人初の優勝を果たし、ヤング・オーディエンス賞を含む三つの特別賞も贈られた。(輸入元情報)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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