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(Viola)6 Cello Suites : Pierre-Henri Xuereb(Va)(3CD)

Bach (1685-1750)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
IC009
Number of Discs
:
3
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description


ヴィオラ版『バッハの無伴奏チェロ組曲』!

フランスの名ヴィオリスト、ピエール=アンリ・ズエレブが4挺のヴィオラで弾き分けたバッハ無伴奏組曲全曲。
 現代を代表するヴィオラ奏者のひとりであるとともに、ヴィオラ・ダモーレの演奏・録音、パガニーニの『グラン・ヴィオラ協奏曲』やシューベルトの『アルペジョーネ・ソナタ』、そしてバッハの『無伴奏チェロ組曲第6番』の演奏のために、高いE弦が付いた5弦の「グラン・ヴィオラ」の製作・演奏など、極めて意欲的な活動を行ってきたズエレブが臨むバッハの「聖典」は、楽章ごとにヴィオラ・ダモーレ、モダン・ヴィオラ、バロック・ヴィオラを使い分け、最後の第6番では5弦ヴィオラを使用しているという要注目のプロジェクト。ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラやヴィオラ・ポンポーサのために作曲されたという説や、バッハ自身がヴァイオリンとヴィオラの名手であったこともあり、ヴィオラを含む様々な楽器で演奏・録音されているこの『無伴奏チェロ組曲』ですが、古い時代と現代を混在させ、4つの異なる楽器の音色で多彩な響きを生み出すこのアルバムはひときわ異彩を放っています。
 ピエール=アンリ・ズエレブ(ピエール=アンリ・ゼレブ)は、16歳でCNSM(フランス国立高等音楽院)のヴィオラ部門一等賞を受賞。ジュリアード音楽院で技術を磨き、19歳でピエール・ブーレーズのアンサンブル・アンテルコンタンポランのソロ・ヴィオラに任命。これまで70枚を超えるCDを録音し、コンサートツアーで世界各地を訪れ、最も権威のある室内楽音楽祭に招待されています。(輸入元情報)

【収録情報】
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 全曲 BWV.1007-1012

Disc1

● 無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV.1007
● 無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV.1008

Disc2
● 無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV.1009
● 無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV.1010

Disc3
● 無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV.1011
● 無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV.1012

 ピエール=アンリ・ズエレブ(ヴィオラ・ダモーレ、モダン・ヴィオラ、バロック・ヴィオラ、5弦ヴィオラ)

 録音時期:2021年5月(第1番〜第3番)、2022年7月(第4番〜第6番)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

【使用楽器詳細】
● 無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV.1007

 Prelude: viole d'amour
 Allemande: alto moderne
 Courante: viole d'amour
 Sarabande: alto baroque
 Menuets1 et 2: alto baroque
 Gigue: viole d'amour

● 無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調 BWV.1008
 Prelude: alto baroque
 Allemande: alto moderne
 Courante: alto moderne
 Sarabande: alto baroque
 Menuets 1 et 2: alto baroque
 Gigue: alto moderne

● 無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調 BWV.1009
 Prelude: alto moderne
 Allemande: alto moderne
 Courante: alto moderne
 Sarabande: alto baroque
 Bourrees 1 et 2: alto baroque
 Gigue: alto moderne

● 無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV.1010
 Prelude: alto moderne
 Allemande: alto moderne
 Courante: alto moderne
 Sarabande: alto moderne
 Bourree 1: alto moderne
 Bourree 2: alto baroque
 Gigue: alto moderne

● 無伴奏チェロ組曲第5番ハ短調 BWV.1011
 Prelude (introduction: alto baroque) (fugue: alto moderne)
 Allemande: alto moderne
 Courante: alto moderne
 Sarabande: alto baroque
 Gavotte 1: alto moderne
 Gavotte 2: viole d'amour
 Gigue: viole d'amour

● 無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV.1012
 sur alto a 5 cordes (avec corde aigue mi)

Customer Reviews

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 Bach 6 Cello Suitesの録音の中でも出色...

投稿日:2023/09/01 (金)

 Bach 6 Cello Suitesの録音の中でも出色の録音の出来映え。 とは言っても、ビオラで音階がチェロより高域に1オクターブ程寄っているので、変調したチョロ無伴奏組曲を聴いている感じがします。   但しフルニエ、ヨーヨー・マ。ミッシャ・マイスキー、寺神戸亮等の往年の名盤と言われるCDと比べると、小さな石造りのチャペルの中で演奏をしているかの様で、リバーブが程良く効いており,そのリバーブが出ていない低音を想像させてくれる余韻に聞こえます。  また、チェリストが無伴奏を弾いたCDでは、必ずと言って良いほどに弦の上を指が素早く移動する際に出るグリッサンド音が入っていますが,このピエールアンリの録音はビオラを使っている為か? その弦を指でする雑音が入っていないのも、音楽だけを聴き取ることが出来る出来映えになっていて言い所です。  静かな夜に光を消して、目前で演奏している位のやや大きめな音量で目をつぶって聞くと,目前で演奏しているかの様な錯覚に陥る、臨場感溢れた良い録音です。 勿論,旋律の歌い方や、共振している他の弦の音もうっすら載って響いているのも心地よく聞き取れ、暗くして聞いているうちに気持ち良くなって寝てしまう境地に(寝てはいませんが、丁度瞑想に陥った時と同じ感覚)至ることが出来る作品に仕上がっています。 各楽器の音階は以下の通りです。  ビオラ: C2・・・C5  チェロ: C1・・・G4

TMC さん | 茨城県 | 不明

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