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Well-Tempered Clavier Book 1 : Andras Schiff(P)(2017 Proms Live)

Bach (1685-1750)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
2110653
Number of Discs
:
1
Label
:
:
International
Aspect
:
WideScreen
Color
:
Colour
Format
:
DVD
Other
:
Import

Product Description


巨匠アンドラーシュ・シフの平均律、ライヴ映像が登場!

2017年のプロムスで行われた、シフによるバッハ『平均律第1巻』全曲ライヴが映像で登場します。80年代を中心にバッハの鍵盤作品を体系的に録音。またモダン・ピアノのみならずフォルテピアノを用いたシューベルトなどの録音でも高い評価を得ているシフ。バッハという作曲家とピアノという楽器を多角的に手中に収めている彼なればこその、ペダルを一切使わずにスタインウェイを豊かに響かせる、たいへん美しい演奏を聴くことが出来ます。プロムスというお祭りの会場ということもあり、最初は多少のざわつきも聞かれますが、曲が進むにつれて聴衆を作品の中へどんどん引き込んでいく様は圧巻。2時間近い時間が、あっという間に過ぎてしまいます。
 なお、2018年に同会場で行われた『第2巻』全曲のライヴは、2020年2月に発売予定です。(輸入元情報)

【収録情報】
● J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV.846-869 (1722) 全曲


 アンドラーシュ・シフ(ピアノ/スタインウェイ)

 収録時期:2017年9月7日
 収録場所:ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール(ライヴ)

 収録時間:111分
 画面:カラー、16:9
 音声:PCM Stereo、DTS 5.1
 NTSC
 Region All


Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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  ムーディな雰囲気の会場、祝祭的な気分...

投稿日:2020/03/12 (木)

  ムーディな雰囲気の会場、祝祭的な気分で待ち受ける聴衆と比べて正反対といえるようなバッハ平均律のギャップがまず面白い。 シフは会場や聴衆が何であれ、自分の信ずるバッハを粛々と弾いていく。粛々とはいってもしかめっ面で弾いているわけではない。バッハを奏する悦びそして感謝とバッハの作品に対するリスペクトがにじみ出てくる演奏スタイル。    (私のイメージでは)プロムスは音楽の祭りと考えている中で、ただひたすら前奏曲とフーガだけを演奏するのはどうなんだろうと思っていたが、お祭り気分な聴衆がやがてシフの奏するバッハの深く温かい作品の空気に染まっていく様子は静かな感動を覚えます。     楽器はスタインウェイ。実際の意図は不明だがスタインウェイを使ったのは派手にきらびやかに響かせるためでなく、広い会場にまんべんなく(「音」ではなく)音楽を伝えたいためにあえて選択したのかな、なんて思ってしまいます。ペダルは踏まず腕を振り回すことなく、肩・腕から手・指の絶妙なコントロールで音楽が淡々と響いてきてます。まさしくバッハを弾きこんでいるからこそできる至芸なのでしょう。私自身は弾けませんが、思うにピアノ演奏をされる方には格好の「教材」となるのではないでしょうか。    24の小宇宙ツアーが終わり、演奏者と聴衆がしばし静寂の中でバッハの音楽に想いをはせてから拍手が湧きおこる光景を観るとシフのプログラミングと音楽づくりは成功したのがよく分かります。 おすすめです。  

うーつん さん | 東京都 | 不明

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