Books

自分の始末

Ayako Sono

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784594063696
ISBN 10 : 4594063691
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2011
Japan

Content Description

「自分の始末」の意図するところは、できるだけあらゆる面で他人に迷惑をかけずに静かにこの世を終わること。自分の生きる一瞬一瞬をどう処理するか考えてきた著者による、人生を楽しく畳む知恵。

【著者紹介】
曽野綾子 : 1931年9月、東京生まれ。聖心女子大学卒。幼少時より、カトリック教育を受ける。1953年、作家三浦朱門氏と結婚。NGO活動「海外邦人宣教者活動援助後援会」(通称JOMAS)などを通して、世界に視野を広げた精力的な社会活動でも注目を浴びている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 京 遊

    『始末』というとネガティブな印象だが、人生を終えるときは生まれたときと同様に何ももたないと捉えられるし、始めがあれば終わりもあるのが自然で、本来は "折り目正しい" 言葉だというのが曽野氏の主張である。 自分の親よりも年上な著者の本書を読むのは自分には少々早かったのかもしれないが、インフラに恵まれ衣食住に満ちた状態が "普通" の中で、他人とは違った自分の価値観で冒険をして自身を評価できるようになれればベターだという「老年期を生きる」コツのようなものを知り得ることができたのは良かったと思う。

  • みみりん

    最近著書を読んでいなかったが曽野綾子氏らしい内容。自分もこうありたい。信仰は無いけど。

  • Endo Takafumi

    まだ読むには早いのかと思いつつ、読んでみると潔い人間になるための金言がいっぱい。でも読後はまだまだ自分にはそれを実践できないなという実感が一番でした。精進精進。

  • のり

    「自分の始末」の意図するところは、できるだけあらゆる面で他人に迷惑をかけずに静かにこの世を終わること。「してくれない」という言葉を発する人は年齢に関わらず老化が進んでいる。「してくれない」と発すること、時々あります。老化現象のひとつと捉えることはなかったので、気をつけようと思いました。人が自分の思うとおりにやってくれない、というのは単純なことだが、人は他人を変えたがる。

  • としき

    再読本。50歳過ぎてから、あれもしよう、これもしたい。あの人に会いたい、これにもチャレンジしたいと、もがきながら生きた証、爪痕を何か残そうとあがいている。でも、母胎から裸一貫で生まれた身、最後も一人で何一つ残すこともなく消え去ることが、自分の始末なのだ。先日、とある人に「もういつ死んでも後悔しない」と言われた。信じられない言葉だったが、本を読んで少し腑に落ちた。何かを成すのでも、残すのでもなく、自分のやるべきことを淡々と成し遂げ、始末してきた自信がその言葉になったのだろう。その生き方が凛として美しい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items