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ISBN 10 : 4062207753
Content Description
「任侠団体山口組」トップが私だけに語ったこと
2017年4月30日、それまでの「神戸山口組」を割って出て、「任侠団体 山口組」(その後「任侠山口組」と改称)が尼崎で結成された。代表に就いたのは神戸山口組で若頭代行だった織田絆誠である。
ここに山口組を名乗る団体が三つ存在し、三派鼎立の状態が生まれた。今後、三派のうちどこが勝ち残り、どこが生き残るか、「山口組三国志」という物語が始まっていく。
ヤクザ、暴力団が新しい枠組み、規範を求めているのは確かである。それにどこまで応えられるかが、生き残る組織を決めていくのではないか。つまり山口組は内外ともに危機を迎え、時代の曲がり角にさしかかっているから、三つの山口組の鼎立状態、つまり「山口組三国志」が生まれたとも考えられる。何らかの新しい方法、システムを手にしなければ、彼らの明日どころか、今日がないのだ。
目次
はじめに
第一章 任侠山口組の誕生
第二章 織田絆誠 男の売り出し
第三章 検証・五代目山口組
第四章 検証・六代目山口組
第五章 実録・神戸山口組の設立
第六章 山口組両派の和解交渉
第七章 検証・神戸山口組
あとがき
【著者紹介】
溝口敦 : ノンフィクション作家。ジャーナリスト。1942年、東京都に生まれる。早稲田大学政治経済学部卒業。出版社勤務などを経て、フリーに。『食肉の帝王』で、第25回講談社ノンフィクション賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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