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わたしの嫌いなクラシック

Atsufumi Suzuki

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784896919479
ISBN 10 : 4896919475
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2005
Japan

Product Description

「ベートーヴェンだって嫌いなものは嫌いさ!」「この音楽/演奏は好きだ」なんて誰でも言えるが、どんなにすばらしい音楽や演奏でも「いけすかねぇ」感情は生まれる。「嫌い」という感情は理性や論理を超えてやってくる。だから、嫌いという多様な感情を問い直してみると、そこに発見がある。「嫌い」という根本感情からクラシック音楽を語る初の試み。

Content Description

「ベートーヴェンだって嫌いなものは嫌いさ!」「この音楽/演奏は好きだ」なんて誰でも言えるが、どんなにすばらしい音楽や演奏でも「いけすかねぇ」感情は生まれる。「嫌い」という感情は理性や論理を超えてやってくる。だから、嫌いという多様な感情を問い直してみると、そこに発見がある。「嫌い」という根本感情からクラシック音楽を語る初の試み。

目次 : 序章 「キライ」という価値(「嫌い」というキーワード/ 「嫌い」な理由 ほか)/ 第1章 こんな曲がキライだ(モーツァルト/歌劇『魔笛』/ ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲 ほか)/ 第2章 こんな演奏家もキライだ(ヘルベルト・フォン・カラヤン/ カール・ベーム ほか)/ 第3章 「キライ」の裏側に潜むもの(わたしはなぜ「日本的」な演奏を嫌うのか/ 古楽スタイルの演奏は好き嫌いで聴く ほか)

【著者紹介】
鈴木淳史 : 1970年山形県生まれ。「私批評」を標榜しつつ、売文業を営む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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文筆家は数多いが、彼ほどユニークな視点と...

投稿日:2007/08/18 (土)

文筆家は数多いが、彼ほどユニークな視点と文体を併せ持った人は珍しい。しかもこの本は他の鈴木氏の本以上に真っ向から音楽と向き合っている。だからこそ、「嫌いなクラシック」という、またまた多くの敵をつくってしまう本が書けたのではあるまいか。特に第3章「キライの裏側に潜むもの」は全音楽ファン必読だ!すばらしい!

yass さん | 大分県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • aoi

    予想に反して面白かった。まず、取り繕われていないクラシックの記述に出会える。かすかに、こう聴かなければというのがあるのではと感じることのある私の思いをぶち破ってくれる。それは私の感覚は最後の章、「キライ」の裏側に潜むもの、に集約される。「人間はみなおなじ」日本人はそう思ってはいないかと。

  • 本棚の旅人

    なぜ『嫌い』なのか?自分の嫌いを知るということは、とても大切なこと!興味がないと嫌いになれない><クラシックだから何でもかんでも良いなんてそれは失礼だと思う!!!そんな筆者の想いが伝わってくる本です♪

  • ざび

    まだこの本の内容を理解するまでには至りませんでした。私にはまだ早かったようです。でも若いだけあって文章もテンポが良くて面白く読めました。もう少し造詣が深くなったら再読してみたいと思います。

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