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名探偵カッレ 地主館の罠 リンドグレーン・コレクション

Astrid Lindgren

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784001157383
ISBN 10 : 4001157381
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

川遊びにバラ戦争。また夏休みがやってきた。去年の事件が信じられないくらい、のどかな毎日をすごすカッレたち。そんなある日、エヴァロッタが殺人事件現場に出くわして…子どもたちの友情と冒険と機知を生き生きと描いた、「名探偵カッレ」シリーズ第二作。

【著者紹介】
アストリッド・リンドグレーン : 1907‐2002。スウェーデンのスモーランド地方生まれ。1945年刊行の『長くつ下のピッピ』で子どもたちの心をつかみ、数多くの作品を生み出す。その作品は全世界100か国以上で読み継がれている。没年、「アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」が設立、2005年には、原稿や書簡類がユネスコの「世界の記憶」に登録された

菱木晃子 : 1960‐。東京生まれ。スウェーデンの児童書を中心に、翻訳と紹介に活躍。訳書多数。2009年、スウェーデン王国より北極星勲章受章

平澤朋子 : 1982‐。東京生まれ。児童書を中心にイラストレーターとして幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 混沌工房

    新訳1巻目が良かったので2巻目に突入。児童文学だから物騒な事件は起きないのでは…と思ってたら殺人事件勃発。ン十年前に読んだはずなのだが、内容はすっかり忘れていた。が、エヴァロッタの足癖の悪さ(笑)と山賊言葉はなんとなく記憶にあった。これらの細かい設定が伏線に繋がってるのは凄い。夕食後に集まって遊びまくったり、就寝前の他人の軒先で騒いだり屋根に上ったりと、現代では考えられない無邪気な悪童ぶりがちょっぴりうらやましい。つづく最終第3巻はもうまるっきり記憶にないので、読むのが楽しみ。

  • 鐵太郎

    名探偵カッレ、翌年の夏休みの事件。2ヶ月も続く夏休みという事が、子どもの頃旧訳で読んだ時うらやましくてたまらなかったのですが、今考えると北欧スウェーデンのお話なのですよね。日がほとんど沈まない夏を精一杯楽しんだのも当たり前だろうし、ポケットにチョコレートを入れていてもべとべとするだけで食べられる、そんな気候なんですね。裸足で大平原や人家の屋根を走り回るのも、殺された人を見てショックを受ける少女の姿もあの時代ならでは。それにしても、「砒素鏡」って初めてこの本で知ったなぁ。

  • lovemys

    あぁ、楽しい楽しい(≧▽≦) 子どもの時、夏休みが楽しすぎて、毎日どこかで走ってたことを思い出す。カッレたちの夏休みも、本当に子どもらしくキラキラ輝いている。そんな楽しい毎日にショッキングな事件! 白バラも赤バラも力を合わせて仲間を助け合う。なんとも素敵な仲間たち。前半のホノボノした描写と、後半のハラハラ加減がたまらない! 児童書で、こんなに夢中になるとは! 子どもたちが生き生きしていて、本当に愛しい本! しかし、スウェーデンの子どもは、深夜に人のうちに忍び込んで遊ぶのかなぁ? 謎です。

  • spica015

    児童文学の枠を超えた立派な探偵小説。冒険を繰り広げる少年たちの楽しい夏休みに突如襲い掛かった殺人事件。不穏な空気とカッレたちの腕白さがうまくミックスされて、わくわく感が止まらない。リンドグレーンには絶対ミステリ作家の素質がある。バラ戦争に準えて少年たちが聖像を取り合うのだが、この聖像の使い方がミステリ的にも面白い。時に名探偵としての存在意義に疑問を感じてしまうカッレの姿が微笑ましく、そんな姿が素敵な挿絵でたっぷり堪能できるのも良い。大人でも大切にしたいと思えるシリーズ。

  • けむりの猿c((•ω•))ɔ

    カッレくんシリーズが新訳で登場。…してたのを図書館で発見。蔵書だが読み比べ。その昔はじめて読んだ時には、子供ごころに「くん」付けは、ちょっと小馬鹿にしているように感じられた。挿し絵も子供たちが手に取りやすい雰囲気に新調されていて良き♪👌個人的には古めかしい表現が好きなので尾崎義訳が好き。手元にあるのは1988年発行。今では差別用語と言われるような表現も多いが当時はお構いなし(笑)時代背景があまり見えない作品なので若い読者には読みやすいかも。多くの子供たちに読んで欲しい『こおろろすこすろろめ』だよ😉

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