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もうひとつの場所

Asami Kiyokawa

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784898153109
ISBN 10 : 4898153100
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

地球でもっとも美しい、絶滅図鑑。

時空を越えて清川あさみが紡ぎだす、かつてあったかもしれないもうひとつの場所 ――。

糸やビーズで織りなす、
動物、鳥、魚、恐竜、昆虫、草花……230種。

かつてどこかに生きていた、今もどこかに生きている、
強く儚い、動植物たちが集うファンタジア。
- - - - - - - -

・ステラーカイギュウ

長さ7.5メートル、重さ4トンもあるおおきな海牛。
ステラーカイギュウは、発見からわずか27年で地球から姿を消してしまいます。
肉や毛皮を目的とした乱獲がもっとも大きな原因ですが、
そのほかにも彼らのやさしい性格もわざわいしました。
ステラーカイギュウには、仲間が殺されると助けるために集る習性があって、
それがハンターたちにとっては好都合だったのです。
ステラーカイギュウのオスたちは、メスが殺されると死体を囲むように集まり、
つき刺さったモリやからみついたロープを外そうとしたといいます。

(本書「ステラーカイギュウ」より抜粋)

- - - - - - - -

こんな景色があったのかと、想いを馳せてしまう
美しくて哀しい〈絶滅・絶滅危惧種〉をテーマにした壮大なものがたり。

子供から大人まで幅広く楽しめる絵本のような新しい図鑑が誕生しました!

著者:清川あさみ

監修:今泉忠明
デザイン:菊地敦己

Content Description

糸やビーズで織りなす、動物、鳥、魚、恐竜、昆虫、草花…230種。かつてどこかに生きていた、今もどこかで生きている、強く儚い、動植物たちが集うファンタジア。

【著者紹介】
清川あさみ : 1979年淡路島生まれ。2001年より糸や布を使った数々のアート作品、衣装、空間、イラストレーションを発表しつづける作家として、そのオリジナルな世界観が様々な分野から注目されている。またCMなどの広告、CDジャケット等を数多く手がけるアートディレクターとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • MI

    刺繍アート作品を発表している清川さん。刺繍の美しい世界と実在した生き物の命の形跡、絶滅危惧種や野生の動物を紹介。ジャイアントモア、トキなど。とても美しい作品と文章に命の儚さを感じた。なかでも大きすぎるナマケモノ、メガテリウムは全長6メートル、体重5トン。ナマケモノは木の上で生活しているが、体が大きすぎて木に登れない。大木でもひとたまりもなく折れてしまう。高い枝の葉を食べるときは地面に立ち上がって長い舌でむしりとる。メガテリウムが姿を消したのは八千年前に人間に遭遇した原因とされる。

  • yanae

    清川さんの作品が楽しめる1冊。すでに絶滅してしまった、もしくは数少なくなってひっそり生息している生き物たちを刺繍で彩り豊かに表現しています。専門家の方の動物の解説付き。今まで私が読んだのって絵本の挿絵とかが多くて、人間とか景色とかがメインだったんだけど、今回は動物が多くて、刺繍で動物の体毛を表現しているのがとても新鮮でした。ビーズなしの糸だけでも存在感がすごい。どれもおしゃれな作品なので、太古の風景も神聖な気持ちで眺めることができました。新しい清川さんをさらに知った感じ♡大好きです♡

  • masa@レビューお休み中

    ビーズと糸で作られたアートは、紙の中ででも生き生きしている。印刷された媒体ですらそうなんだから、実物は想像以上にあざやかで、きらめいているに違いない。野生の動物や昆虫をモチーフにした作品たち。動物たちは、こちらの様子など伺うことなどなく、悠然と泰然とそこに佇んでいる。時を忘れてしまいそうになるのは、その動物たちが絶滅・絶滅危惧種であることが誘因なのだろうか。崇高な気持ちが胸の奥底から湧き上がってくるのだ。

  • ゆか

    清川あさみさんめあてで。絶滅危惧種、絶滅してしまった生き物達を、清川あさみさんが紡ぐ糸、布、ビーズの世界で甦らせる。布地の縮小版の型抜きが、文字部分に掲載されていて、それぞれの動植物の名前を知ることができる。ドードー鳥のところでは、まだ下の子が生まれていない時、お兄ちゃん達二人と、クリスマスにこどもの城の劇場でドードー鳥の劇を見たことを懐かしく思い出しました。

  • aika

    図書館の福袋本3冊目。刺繍による挿絵が本当に美しくて、見惚れてしまいました。世界には知らない生き物がいっぱいいて、面白くてページをめくると同時に、人類の開拓により、たくさんの種類の動物や植物が絶滅したり、絶滅の危惧にあることが書かれていて、何とも言えない気持ちになりました。美しさとともに、辛辣な一冊でもあると思います。

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